鍋島蕎麦猪口になります。
鍋島焼(なべしまやき)は、17世紀から19世紀にかけて、佐賀藩(鍋島藩)において藩直営の窯で製造された高級磁器です。
佐賀藩の支配下にあった肥前国有田・伊万里(佐賀県有田町、同県伊万里市)は日本における磁器の代表的な産地として知られてますが、その中で大川内山(おおかわちやま、佐賀県伊万里市南部)にあった藩直営の窯では藩主の所用品や将軍家・諸大名への贈答品などの高級品をもっぱら焼造していました。
明治にいったん途絶え今泉今右衛門により再興されました。
落語の番町皿屋敷でお菊が失くした皿の割れた責任を取らされたと逸話が残るぐらい高級品とされています。
その門外不出の技法・技術は秘密裏にされていて江戸時代はスパイも諸藩から送り込まれたぐらい鍋島藩の
財政を支えたと言われております。
基本的に全てが分業制で細かく細分化され轆轤士が絵を書くことは無く絵も一人では完結されないため個人作家がいないのはそのためです。
この蕎麦猪口は鍋島の絵付けを20年近くされた方が独立開窯され造られた物ですが、パートナーが陶芸家であるがために叶いました。
鍋島焼は作られるものは厳格な基準があるためアイテムや図案は規定されています。
もちろん蕎麦猪口などは作られておりません。(蕎麦猪口のような向付はあります)
そうゆう意味では気軽に鍋島を楽しめる幸せが得られます。
鍋島焼は献上品ですので縁起の良い図柄です。
お祝いや贈り物としても喜ばれています。
蕎麦猪口は汎用性も高く向付、湯呑み、酒器またコーヒーも楽しめます。
是非作品に触れて超絶技巧をお楽しみください。
鍋島蕎麦猪口 宝珠紋約φ75 X H60mm
※1点1点手づくりですので写真と多少異なることが御座います。
神経質な方はご遠慮下さい。
複数買い、色違い、型違いおまとめ発送できますのでご相談ください。