ガンダーラ美術の名店欧亜美術さんの取り扱い品です。

仏教の始まりとも言え最も重要な場面でもある『初転法輪』の場面での行者の顔部分かと思われます。
参考図録にもある様にこの場面は好んで作られていた様です。 ストゥッコ(漆喰)は材質的にももろく崩れやすいため状態の良い物は少なく本品も欠損は見られますが当時の姿に近い物です

ギリシャの彫刻の影響も強く受け仏像の原点でもあるガンダーラの仏像独特の眉間のラインや口元の彫り方がしっかりと確認でき、顔付きも出来が良く片石に比べ加工しやすいストゥッコで表現された豊かな表情も魅力的です 顔の良さ 台座含む高さ約10
仏頭高さ約6.5