G.E.C. KT-88  完全当時の本物のブルーパッケージ入り
未使用クアッド保管品です。

一連の身辺整理の出品です。

毎回説明させていただいておりましたが、身体を壊してしまい
もはや製作はおろか、聴くこともほとんど出来なくなってきており、残り時間を考えると
予備を持つ必要が全くなくなっており、球以外にも集めに集めたアンプやチューナー、
スピーカー、カメラ、レンズ、などなど、、、、
お好きな方に引き継いでいただくために急ぎ出品を続けております。

特に秋口あたりから宝物であった45、245、50、250、350、VT-52、WE-300B、300A、274A、DA-30、DA-100
その他自分でも呆れるほどの綺羅星のような球を大切に引き継いでいただきました。

特にWE-300Aを国内に4本、米国に5本里帰りさせたことで完全に気が抜けたと言うか吹っ切れ、
冷静に自分の状況を見直すことができ、迷いなく出品できる気持ちになりました。

整理しながら出てきたのが、もう無いと思っていたKT-88の予備が2種類出てきました。
別にゴールドライオンの当時のオリジナルのクアッドも出品しております。

こちらは、正真正銘の70年代前半のG.E.C.のオリジナルパッケージ(リプロでない厚紙のパッケージ)入りです。
400Vでの測定値が参考に記入してある物で4本どれを組み合わせてもクアッドで良さそうです。

ただ、KT-88は当時からペア管を入手しても結構アバウトでしたので、必ずチャンネル毎に(当時は安いデジマルが
無かったので、サンワのFETテスターの同じ物を2台揃えてバイアスを2時間、24時間、ひと月、100時間レベルで
再調整して落ち着かせたものでしたね。。。。今はデジマル4台で1度にまとめて調整出来るので楽ですが。。。

青箱のG.E.C.は暗い部屋で見るとプレートがうっすらとピンク色になる物が多く、弱いと言われていましたが、
結局ほとんどがそれに当てはまっていましたが、それで短命という事もなく、
いまだに快調に鳴っています。。。。

2A3も規格通りのP入力15Wで使っていても中学生の時に組んだシングルアンプが50年経っても鳴っています。
寿命無し?と言われていた石のアンプがダメになりまくっている中で、規格内で使っている球の何と丈夫な事か!

球の状態は画像でご確認いただけるように全くの未使用保管品で、ラベルの剥がれ焼け等もちろん皆無です。
4本の長さもよく揃っていてベースとの傾きなどもなく大変綺麗な茶ベースです。
パッケージもよく見かけるコピー版の薄手の柔らかめのパッケージではなく、厚手で硬い元箱です。

リプロ(別に偽物ではないですが)品はパッケージのベロ部分の印字が不鮮明に潰れ気味なので良く見ると判ります。

音質的にはやはり、この頃の物が艶っぽい豊かな響きがする名球だと思います。

この状態は本当に見かけないレベルの良い状態だと思います。

大切に引き継いでいただける方に是非!!!!