■商品詳細■ 江戸中期 薩摩焼 輪花型 宋胡録写 スンコロク 変形皿 ・サイズ・高さ:約7センチ 直径:約21センチ ・状態 江戸期薩摩焼一群にスンコロク写と呼ばれる作品群がある、大名家のへの献上品または貿易の際の輸出用として作陶されていた。献上品として焼かれた極めて数の少ないこの献上 薩摩焼 宋胡録写群は主に堅野、冷水、苗代川にて極少量が焼かれ、この皿は御用窯である竪野系独特のきめ細かな貫入の美しい肌とスンコロク写定番の紋様となる。しかし定型を踏襲しながらも遊び心に古染付の玉兎紋の様に月を見上げる兎紋が配されており、黎明館に所蔵されているスンコロク写を凌ぐ器形の美しさと、紋様の美しさが文化的にも希少な作品となる。 文献の記録によるとスンコロク作品群は江戸期においては千数百点ほどしか作陶しておらず、当時においてはスンコロク写しをパリ万博にも出店したとの記録が残っている。
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