【芝】李儁（りしゅん、イ・ジュン)箱書ハーグ密使事件光武元年（1897）大韓逸士李○在青井戸大海茶碗銘春雨蘭エン李朝粉引朝鮮美術

【李儁】

李儁（りしゆん、イ・ジュン）字舜七，号一醒，又号青霞、海史、海玉，曾用名性在、汝天、○在

1859年12月18日～1907年7月14日。北朝鮮北城市ハムジュン生まれ、オランダ・ハーグで死去

検察官兼外交官（元平理院検事）です。1907年、朝鮮国王(高宗)より特使として派遣された李儁は、韓国初の検事である。

高宗は、法律知識と正義感を高く買って特使に指名した。万国平和会議が開催されたハーグに特使として派遣されが、

しかし、日本代表の小村寿太郎の妨害工作で、ハーグ密使事件は失敗に終わってしまう。

李儁はハーグのホテルで病死する。

経歴

1887年1月1日(Kojong 24)、ダオ・ティアンジェに登頂
1894年8月7日(高宗31)、スンリョン・シャンボン
1895年3月10日(高宗31)、退位
1895年4月16日(高宗31年)、司法研修センターに入所
1895年11月10日(高宗31年)、司法研修センター卒業
1896年(明治32年)2月3日、漢城宮廷検事志保(第6代主席)
1896年32月3日(高宗5)、退位
1905年1月5日(高宗42年)、黄州省の黄州鉄道(鐵島)に亡命
1906年6月17日(高宗43)、規律(亡命)解除
1906年6月18日(高宗43)、平原視察(第4代会長)
1906年7月31日(高宗43年)、特別法廷検事補。
1907年5月21日(高宗44年)、高宗皇帝の使者としてウラジオストクに向けて出発した
1907年7月14日(高宗44歳)、ソンクク(49歳)

【ハーグ密使事件】より(ウイキペディア抜粋)

…1907年6月，オランダのハーグで第2回万国平和会議が開かれることを知った朝鮮国王(高宗)は，

国際会議の場で朝鮮が日本の支配下におかれていることの窮状を訴え，

日韓保護条約(1905)が無効であることを列国に承認させようと計画，

アメリカ人H.B.ハルバートらの援助を得て，李相（りそうせつ），李儁（りしゆん），李鍾（りいしよう）の3名を代表としてハーグへ派遣した。

彼らは平和会議への朝鮮代表の参加を実現しようと試みたが，朝鮮は〈外交権〉を失っているという理由で受け入れられなかった。

李儁が検事を退官し、逸士(俗世を離れて、ひっそりと暮らす人)になっていた時期に、蘭エンが所蔵していた茶碗に極め、箱書きをした。

傷はありますが、シミが特徴的で、その魅力に溢れた逸品です。

李儁の書も添えられて、歴史的資料としても貴重なものかと思われます。

是非この機会にお手元にてご堪能ください。

＜サイズ：約＞

高さ：7.6ｃｍ口径：16.9ｍ高台：6.4cm

箱：19.5ｃｍ×19.5cm×10.0ｃｍ

ゆうパック１００サイズ

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