サンヨー SF22
 MT管 トランスレス 2バンド5球スーパー
 昭和34年(1959)頃の製造 
 樹脂の品質や整形技術は飛躍的な進化を遂げている様で 東芝のカナリヤQ と並び その繊細な造形は
 この時代の特徴でありこのラジオの魅力と言えます

 安全に使用できます様 電源回りとコンデンサー類、ゴムパーツを新品としました
 また ボリュームが修理不能の状態でしたので新品に交換しました

 外部機器の接続端子を3.5φジャックに変更して キャビネットの左側板に取付ました
 ラジオとの切替はありませんが このジャックに機器を繋ぎますとラジオの音声は消えます
 強力なラジオ局を受信の場合で僅かに聞こえる様でしたら チューニングをズラセせて使えば
 全く支障なくお使いいただけます

 接続の外部機器は電池で動作する機器限定です 充電電池はOKですが充電中は使用できません
 現状ハムは無くMW SWとも感度良好です、音質は明快クリアです

▲難あり
 正面から見て左上コーナー部に変形があります
 殆ど気になりませんが 外部から何かの熱が加わったとのかと思います、トップから 7枚目の写真
 と商品説明最後の写真をご覧ください
  ------------------------------------------------------------------------------------------

■修復
 キャビネット  コンパウンド研磨と白部分へのスプレー再塗装
 スピーカー   防塵ネット 内部に貼付しています

 電源廻り    ACコード取替 
 コンデンサー  ケミコン、ペーパーコン、等 チタコン以外を全数取替
 ボリューム   新品に交換
 バリコンゴム  新品に取替
 ダイヤル糸   新品に取替
 アンテナ線   新品に取替

 外部機器接続  イヤホンジャックがあった場所に 3.5φジャックを付けました
         この回路の配線はAC100Vから絶縁していますので安全です

------------------------------------------------------------------------------------------
■性能      MW、SWともに感度良好です

■音質     クリアな音です 10㎝スピーカーなので低音は少な目です

■交換品
         電源コード、ケミコン、ペーパーコン、チューニング糸、バリコンゴム
         3.5φジャック、ボリューム、アンテナ線、スピーカーネット、立ラグ

■寸法      幅 31Cm 高 14Cm 奥行 12Cm 

■到着時の動作は保障致しますが、以降の不具合や外観については保障できません。
xvpbvx

  ↑ personal super サイン風でカッコいいですね ↑

 

  ↑ 大半の調整ネジはキャビネットの外から調整できます ↑

 

  ↑ 毎回と同じCDを鳴らして見ます ↑

 

  ↑ 3.5φジャック取付金具を自作しました ↑

 

  ↑ オリジナル10㎝PD エッジに小さなシワがあります ↑

 

 

  ↑ 左上部コーナーに熱変形があります ↑