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ウェッジウッド「フランシス」
「デルフィ」シェイプのみ
旧ウェッジウッドの新スタンダード
容量大。ティー&コーヒー
厚いボーンチャイナ。高品質
★送料は全国無料。クロネコヤマト便でお送りします。
★常時50点内外を出品中。他のものもぜひご覧ください。
★込み入ったご質問やお問い合わせは次のアドレスへメールしてください。(freeway@deluxe.ocn.ne.jp)
ウェッジウッドが1997年から2006年の間に製作した「フランシス」(Frances)のトリオです。サイドプレートは直径17.5cmのティー・プレート。新品から未使用でストックされたトリオです。
このティープレートは皿全体に模様を配したところから、「アクセントB&B」というのが正式名称。ウェッジウッドの他のB&Bプレートの直径は15cmなのですが、これは一回り大きい。この直径だと、20.5cmのサラダプレートを組み合わせなくてもいい。最小のティー・セット、トリオとして見た目も使い勝手も、ベストバランスになります。
アール・ヌーボーとかアール・デコ時代の手描きのカップにはこの程度の大きさのプレートが組み合わされたトリオが多い。
ウェッジウッドでも多くの種類のディナーセット用プレートが近年まで作られていましたが、17.5cmは少なく、15cmのB&Bでは小さ過ぎで実用的でないので、出品者は20.5cmのサラダ・プレートを組み合わせてトリオに仕立てることが多かったのです。
B&Bを加えたものが真のトリオであると考えられる方もいらっしゃるようですが、元もとの「トリオ」のプレートは17cmから18cmのティー・プレートだあったと出品者は強調したい。
B&Bというのは「パンとバター置き」の意味。ホテルなどで出される小さなコッペパン1個なら何とか置ける大きさ。
それに比べるとサラダ・プレートは二回り大きいのですが、「スターター・プレート」と呼ばれるだけあって、これにディナープレートとB&Bを加えると、所謂「5ピース」の一人用ディナーセットが組めます。ディナーセットに発展させるには、サラダプレートが要になるのです。実用的には、B&Bを省いて4ピース・セットでも十分。スープ皿などいくらでも加えることもできます。
そうは言っても、サラダプレートがやたら高価な場合もあります。そういう場合には、止む無くB&Bでトリオを出品する場合も。リモージュのセラレーネなんか、サラダがびっくりするほど高いのです。
ソーサーとプレートには1997の製作年がプリントされていますが、当方の取り寄せ先資料にはActual 1997-2006 と明記されています。1年の予定が、好評で製作期間が延びたのかもしれない。
このシリーズにはこのシェイプのカップしかありません。ついつい「ボンド・シェイプ」と呼びたくなるのですが、ボンドは「筒型」で、このカップやリモージュの筒型カップは下部微妙に細くなっているのでボンドと言ってはいけないのでしょう。エッジのところが広がって、ティー・カップであることを強調しています。この形なら、コーヒーで使っても言わkンはないとは思いますが。
ちなみに、このカップの形は「デルフィー」シェイプ。ワイルド・ストロベリーの後期に作られた筒形、「インディア」の筒型などが同じデルフィではなかったかと思います。旧ウェッジウッド晩年に、ピオニーを廃した後に持ってきた形。後にはその容量を現代に生かして、リーの代わりにティー&コーヒー用として定着させようとしていたように感じられます。
現代の高級リモージュは大方がこうした筒形だから、その影響を受けたのかもしれない。「ハミングバード」や「ゴールデン・バード」の筒型は「インペリアル」と呼ばれ、似ているが少し違う。筒形をいろいろ作って、新時代の高級シェイプを模索していたに違いない。
この図柄は「ピーチ」と記載されています。野生の桃の花なんでしょうか。なお、名前の「フランシス」(Frances)は、英語圏の女性名。男性名及び姓はFransisで、発音すれば同じだそうです。ただ、日本では「フランセス」と読む場合もあるとか。フランス語圏ではフランソワ、イタリア語圏ではフランチェスコ、ドイツ語圏ではフランツ。
カップの高さ6cm、口径8.5cm。ソーサーとサイド・プレートの直径はそれぞれ、14cm、17.5cm。新品からストックされた未使用品。
当方の出品物に関心ある方はHPのレアアイテム「受注リスト」をご覧下さい。お探しのカップに関するお問い合わせもこちらからどうぞ。
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