赤織部の水滴です。瀬戸の名店・紺屋田さんが上梓された「水滴 古瀬戸・美濃」の所載現品です。本文解説中では鉄分の多い赤土のため鼠志野上がりの志野水滴と紹介されていますが、注ぎ口と装飾部分は白土が用いられており技法的には赤織部と考えても良いと思います。注ぎ口の土が出て見える所は釉切れによるものです。無傷と言って良い状態です。水滴コレクションには欠かせぬ逸品の鼠志野上がりの志野水滴を特別出品です。箱あり。所載本が付きます。・胴径5.4センチ・高さ2.5センチ・桃山時代 ※新規の方、評価の悪い方の入札は取り消す場合があります。商品到着後は速やかに取引ナビの受取連絡を入れて下さい。

(2022年 9月 23日 14時 44分 追加)
説明文中に赤織部と鼠志野上がりの志野との両方の呼称があるため混乱される方がいらっしゃるかも知れません。最初に赤織部の方がしっくりくるかなと思って説明文を書きましたが所載本の説明を重視すべきかと思いタイトルを打ち直しました。説明文冒頭に赤織部の香合ですと最初に打ったまのま文になっておりました。実際問題としてどちらと捉えても間違いではありません。ややこしい説明で申し訳ありません。どうか御理解の程よろしくお願いいたします。