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純A級自作パワーアンプを出品します。

10年位前、香港のオーディオコミュニティHifiDIYより発売されていた
Krell KSA-50ベースのクローンアンプのキット（当時価格で約55,000円ほどでした）です。
当機種はオリジナルの回路をベースに、出力を50W→20Wへ落とした構成になっています。

音楽を愉しく聴かせるアメリカンなダイナミックサウンドの中に
純A級動作らしい柔らかさ・温かさも持ち合わせたパワーアンプです。
本家（私が所有しているのはmkIIの方ですが）と比較しても
私感ではありますが、小出力故、パワー感は本家ほどではないものの
中低域の独特の力感・ボーカルの定位感・特に高域の繊細さはKrellらしいサウンドに感じます。

私は、当アンプをサブシステムとして愛用しておりました。
サイズが小さく、比較的軽い（といっても10kgありますが）ため移動が楽であることや
アイドリング時消費電力約350Wと非常に熱く気を遣う本家と比べ、
省電力（約80W）で夏場でも触れる程度にしか熱くならない当機は
気軽に音楽を楽しむ相棒として最適でした。

しかしながら最近は、真空管アンプに嵌まりつつありあまり鳴らしてあげていないこと、
冬が近付くにつれ別荘へ行く機会が減ること等より、
どなたか次のオーナーさんにお譲りいたしたく考えております。
秋の夜長にゆったり音楽を愉しむ至福のひとときに、是非純A級アンプはいかがでしょうか？

～～～特徴～～～
・抵抗は全て米Dale社製金皮抵抗 RN55D / RN60D（エミッタ抵抗は高音質な金属板抵抗器）を採用
・東信工業製最高級オーディオ用コンデンサーUTSJや、独WIMA製フィルムコンデンサーを採用
・電源トランスには高品質なトロイダルトランス（定格416W）＋米Vishay製ブロックダイオードを採用
・電源部のブロックコンデンサーには、米CDE社製超大容量47000uF×4本（合計188000uF）を搭載
　（ベースとなったKrell KSA-50は40000uF×4本（合計160000uF）が採用されていました）
・基板はガラスエポキシ＋分厚い2oz銅箔金フラッシュ仕様
・内部配線材には、OFC単線を採用

・トランジスタは全てHifiDIYにてマッチングテスト済み（全て米Onsemi社製）
・出力トランジスタは、米Onsemi社製MJL3281A / MJL1302A
　→このトランジスタは、メーカー純正のコンプリメンタリー（対称）ペアで
　　オーディオ用に最適なNchとPchのゲインマッチングが10%以下の選別品です。
　　余談ですが、当アンプのベースとなった名機Krell KSA-50に採用されていたトランジスタは
　　米Motorola（モトローラ）社製ですが、同社のトランジスタ部門が独立したのが米Onsemi社です。

・いざというときも安心な保護回路（UPC1237保護回路IC+信頼のOMRON製リレー）を搭載
・電源ヒューズには、高音質に定評のある米リテルヒューズ社製を採用

・定格出力は8Ω時 20W+20W 4Ω時 40W+40W です。
・歪み率は、フルパワー（20W + 20W出力時）で0.0496%です。
　（ベースとなったKrell KSA-50が0.05%以下ですので、ほぼ同等のスペックです）
・消費電力は約80Wです。
・サイズは、幅約25cm×奥行約37cm×高さ約14cm 重量約10kgです。
・付属品は、1.25mm電源ケーブル・3ピン→2ピンコンセント変換コネクターです。
＊フロントのボリュームノブはダミー（回らない様に固定してあります）です。
　（ボリュームは接続せず、純粋なパワーアンプとなっています）

※動作確認済みですので大丈夫かと存じますが、
　万が一、不具合がございましたら一週間以内にご連絡ください。
　（ご返品の後、ご返金させていただきます）

それではどうぞよろしくお願いいたします。