マーズ『ラヴハート』
99年のデビュー作『マーズ』で話題になったシンガー・ソングライター、マーズが満を持して完成させた約6年ぶりの新作。英国フォークやポップス調の穏やかな旋律に、哀切感あふれるアコーディオン、ピアノ、ギター、気高くも流麗なハープシコードといったさまざまな生楽器の音や、そっと挿入されるエレクトロニクス・ノイズがループし折り重なっていく。そこに振り絞られるマーズの歌声は優しく、しんしんと積もる雪のように、ゆっくりと心に降りてくる。そう、傷ついた時にもっとも聴きたいのは、こんな音楽かもしれない。 (長屋美保) --- 2006年02月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
コンラッド・ランバートの一人ユニットの、実に6年ぶりとなるセカンド。ところどころに電子音ちりばめつつもピアノやアコギといったオーガニックな楽器中心に構築されたアレンジは、優しくノスタルジック。マグネットら豪華ゲストもクレジットされている。
試聴のみ。大変綺麗な状態です。
邦盤。歌詞、対訳、解説、帯付き。
サンプル。