★講談社 狂言えほん 『しどうほうがく』 文・もとしたいづみ 絵・青山友美
しどうほうがく (講談社の創作絵本 狂言えほん) もとしたいづみ/文 青山友美/絵
★2007年刊 初版本 定価1650円 36㌻ AB判 ハードカバー製本
★野村萬斎氏(狂言師)推薦!
『「狂言」を通して、表現の楽しさを子どもたちに伝えたい――。この「狂言えほん」シリーズが、小さな子どもにとっての最初の一歩になれば、私もうれしいです。』
~「しどうほうがく」は、こんなお話です~
ある日、いばりんぼうの殿様が、太郎冠者(かじゃ)を呼びつけて言いました。「今日、わしはお茶の会に行く。すぐにおじさんのところに行って、お茶と刀と馬をかりてまいれ。」おじさんがかしてくれた馬は、誰かがせきをすると暴れだすくせがあり、「しどうほうがく」という呪文をとなえると静まるという、変わった馬でした。急いで帰った太郎冠者を、殿様は「遅いぞ!」と叱りつけ、馬にまたがります。太郎冠者が腹いせに、「コホン、コホン」とせきをしてみると……。
※読みきかせ……3歳から
ひとり読み……小学校低学年から
★同梱可能の際は、同梱発送いたしております。