シバヤマ産業 バンブーチェア 1940~1950年代 /城所右文次 竹興社 アアルト
1940-1950年代にシバヤマ産業という会社が手掛けたバンブーチェアになります。1937年三越家具設計室に在籍していた城所右文次のデザインのバンブーチェア、同じく1930年アアルトがデザインしたパイミオチェアに精通する素晴らしい設計の1脚です。美術館や海外のオークションから評価されたため市場価値では城所右文次のデザインのバンブーチェアが上ですが、本品の希少性においては城所右文次のデザインのバンブーチェアを更に上回ると思います。幾何学的、数学的に理解された美しいデザインのため、写真でどこを切り取っても惚れ惚れしてしまうような逸品です。日本独自のアプローチによる椅子だと思います。
[商品状態]
70-80年程前に生産されたビンテージ品として傷、汚れ、竹材特有の色の経年変化などそれなりにございます。ビスが打たれている部分の裏面に竹特有のヒビのような表情の筋が入っています。また一部竹にヒビ割れがありますが構造上問題ないかと思います。
[サイズ/実寸]
幅34cm、奥行43cm、高さ43cm、座高16~21cm、座面の幅27cm