19世紀イヌイット 骨製 クマの彫刻 / アンティーク エスキモー 熊 アザラシ 呪物 プリミティブアート オブジェ アニミズム シャーマニズム
19世紀アラスカ、イヌイットが骨でつくった彫刻です。
古来より狩猟用の道具の装飾として、あるいは魔除けなどの宗教的、儀礼的道具、あるいは子供用の玩具や埋葬品として、流木やセイウチの牙、イッカククジラの骨、カリブーの角などを素材として彫刻がつくられています。
抱き合うホッキョクグマの親子、或いはホッキョクグマとアザラシでしょうか。
角度や陰影によって様々なイメージが湧いてきます。
1950年代以降、イヌイットの人々がお土産物として作っていた熊やアザラシの彫刻も可愛らしく素晴らしいモノですが、少し時代の古いこちらはお土産物とは異なり、よりプリミティブでイヌイットの人々の精神性が反映されたような趣がございます。
日本人と同じモンゴロイドを祖先に持つと言われるイヌイットの人々。
自然への眼差しが私たち日本人が持っているものに近しいような気がして、とても愛らしく親しみを覚えます。
size:w15cm h16cm
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