炭酸■Wilkinson■ウィルキンソン■ソーダ■宝塚■武庫川■鎌倉■半僧坊■建長寺■1908年■絵葉書
兵庫県宝塚市は、炭酸飲料ブランド
「ウィルキンソン タンサン」
の発祥の地。(実は日本ブランド!)
1889年に神戸に住んでいたイギリス人の
実業家クリフォード・ウィルキンソン
(J Clifford Wilkinson)さんが、
宝塚の山中で炭酸水が湧出しているのを
発見し、瓶詰して販売したのが発祥です。
湧出した炭酸水をイギリスの検査機関に
送り成分分析したところ、医療用・食卓用
として世界有数の良質な水であることが
分かり、日本はもとよりアメリカや東南
アジアにも輸出されていました。その後、
1983年にアサヒビールが商標権を取得し、
1990年に宝塚工場は閉鎖。アサヒ飲料の
明石工場で生産されるようになりました。
工場は閉鎖された後も1994年まで武庫川
沿いにありましたが、現在はマンション
になっています。
この絵葉書は当時、
DRINK TANSAN
J. CLIFFORD WILKINSON が
広告のために作成したものです。
半僧坊は建長寺の最奥にある鎮守府です。
語源は「飯僧」。禅師が炊事係の従士を
「飯僧」と呼び、のちに「半僧坊」と
呼ばれるようになったと言われています。
絵葉書の大きさは、
横:約14.1cm×縦:約9.1cmです。
ヴィンテージとしては目立つダメージも
なく大変よいコンディションです。
ただし、長い年月を経てきたヴィンテージ
アイテムのため、多少の古味や経年劣化
による多少の傷、擦れ、汚れ、折れ等は
あります。
コンディションは画像をご確認いただき、
ご理解のうえでご入札ください。
ref:A1443