貴重廃盤 Urban Knights アーバン・ナイツ 日本国内盤 ラムゼイ・ルイス率いるスーパー・グループ 錚々たる豪華メンバー 最高傑作品


Urban Knights


中古盤

日本国内盤

ラムゼイ・ルイス率いるスーパー・グループのファースト・アルバム。何枚か発表しているうちでもこれが最高傑作だと思う。メンバーはピアノのラムゼイ、サックスにグローバー・ワシントンJr、ウェザー・リポート末期リズム隊のヴィクター・ベイリーとオマー・ハキム。その上でプロデュースにモーリス・ホワイトなのだからたまらない。全篇にセンスの良いファンク、アフリカン・ミュージックのエッセンスが散りばめられており、”アーバン・ナイツ”というグループ名がマッチして非常に都会的で美しい仕上がりになっている。オマー・ハキムはマイク・マイニエリとのセッションで凄いタイコを叩くと認識していたが、ここではヴォイスも披露して(ちょっとしつこいが)、才能を覗かせる。これ以降、毛色が変わっ!た作品をリリースしていくが、ストレートなフュージョン・ファンはこのアルバムに止めを刺すだろう。実にカラフルな作りで、夜の高速道路のドライブにベストマッチだ。グッド・ミュージックが聴きたいあなたにお勧めしたい。

GRPレコードの副会長、カール・グリフィンの企画の元、
ラムゼイ・ルイス(ピアノ)を中心に立ち上げたグループ。

プロデューサーには彼の元バック・ミュージシャンで
アース・ウィンド・アンド・ファイア(EWF)のモーリス・ホワイトを迎えた。
またラムゼイ・ルイスと関わりがあったということで、
グローヴァー・ワシントン・ジュニア(サックス)がフューチュアされている。
リズム隊には晩年のウェザー・リポートのメンバー、
オマー・ハキム(ドラム)にヴィクター・ベイリー(ベース)。
この他ポール・ジャクソン・ジュニア(ギター)に
パウリーニョ・ダ・コスタ(パーカッション)等が参加。
この鉄壁のラインナップにより発足したプロジェクトは外れるわけはない。

ファンキー、メロー、クワイエット・ストーム、アーバンといった
スムーズジャズがヒットするツボをおさえて、ファンにとってはたまらない内容だ。
モーリスが関わったことからか、エモーションズが#2に参加。EWFのカバー曲ですね!
ヒップ・ホップ調の#3もあったり、勿論バラッドナンバーもあったりとヴァリエーションも豊富だ。