アンドレ・ポール・ギヨーム・ジッド(昭和期には、ジイド、ジードとも表記された。)
(1869~1951)パリ6区生れのフランスの小説家。人間の自由とキリスト教的モラルの対立を主題にした小説を多く
物した。1930年代には共産主義的傾向を強めるも、スターリン体制には反対し、左派から猛批判も。
第二次世界大戦では反ナチ・反ファシズムを貫く。1945年にはゲーテ賞、1947年にはノーベル文学賞を
授与されるも、1951年、81歳で亡くなると、ローマ教皇庁によって彼の著作は禁書に指定された。
書名:アンドレ・ジイド全集(昭和9年:建設社版); 別巻 ◇ 研究
著者・訳者:各作品に記載
装幀:青山二郎
発行所:建設社
発行日:昭和14年1月28日 発行
定価:1円80銭
所収:<別巻 ◇ 研究>;
ジイド研究(河上徹太郎)/ アンドレ・ジイド論(小林秀雄)/
アンドレ・ジイド(ラモン・フェルナンデス著/川口 篤・中村光夫/訳)/
アンドレ・ジイド略年譜(河盛好藏・渡邊一夫)/