【new】NUX / Melvin Lee Davis Bass Preamp + DI【GIB横浜】
最新のテクノロジーを低価格で提供することで高く評価されるNUXからなんとMelvin Davisのシグネイチャープリアンプ/DIが登場。
3バンドイコライザーの周波数帯は下記の通り。
BASS : 40Hz, ±12db
Middle : 160Hz-1000Hz, ±17db
Treble : 8000Hz, ±12db
ミドルレンジはフリーケンシーの選択が可能です。
ドライブはぶちっとしたOD風味。
ディストーションほど細かくはなく、サチュレーション感の演出を得意とします。
ドライブサウンドはもちろんブレンドコントロールつきで、単体でオンオフ可能です。
本モデルで特に特筆したいのが、IR機能です。
ヘッドホン端子やバランスアウト端子(DI OUT)を備えており、そちらを使用して本当にベースアンプの目の前で演奏しているかのようなリアルなサウンドが得られます。
自宅での練習において、ヘッドホンを使うとライン特有の冷たく細い音に悩むベーシストは少なくないと思いますが、このペダルがあればリハーサルスタジオのベースアンプで演奏するのと近いモニター環境が得られます。
また、IRはスイッチによってDI OUT(ヘッドホンアウト)とノーマルのアウトプットで個別にオンオフが可能。
レコーディングやライブ時にこの選択肢があるのはベーシストとしては助かります。
小さな点ではありますが、AUX INとヘッドホンアウトがミニピン端子なのもうれしいです。
フォン端子だと変換プラグが必要になってしまうんですよね。
正直なところ、Melvin Davisのようなベーシストが本当にこのような新興メーカーの製品に納得するのかは疑問でしたが、弾いて納得。そりゃいいわ。
テクノロジーの進化は素晴らしく、それによって我々ベース好きの人生はさらに質の高いものに引き上げられていくと感じます。
皆様にも体感してもらいたいです。
文章:嵯峨駿介