祝・世界遺産登録!!イエス様のお姿を刻んだ隠れキリシタンの十字架 全長3.9㎝ マリア観音 仏像


先々代が仏像コレクターであった旧家の土蔵から出てまいりました。細部まで精密に造形された十字架です。マリア観音と同時に発見されました。詳しい方のお話では、昭和20年代まで長崎県島原地方で使用されていたものとのことです。確かに明治初頭にキリスト教は解禁されましたが、村社会で公然と信仰するのは非常に難しく、終戦後しばらくの間まで「隠れキリシタン」が存在したことは周知の事実です。かなり説得力のある説であると思います。私自身が信仰の場面を見たわけではありませんので「本物保証」などと軽々しく断定することはできませんが、歴史に対する限りない夢とロマンをかきたてる一品ではあります。作品の価値をそこねるようなダメージありませんが、長年の使用によるスレやヨゴレが絶対にないとまでは断言できかねます。サビも付着しています。撮影時の光の量によって実物とは違った色に写ることもあります。純銅ではなく、亜鉛など他の金属が混入している可能性も排除できません。以上をご了解の上ご入札下さいますようお願い申し上げます。歴史の荒波を生きてきた本作品を格差社会を勝ち抜く縁起物として入手されてはいかがでしょうか。自己紹介欄にオークション休業日を記載させていただいております。お手数とは存じますが、ご入札前にお読みいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。