出版社からのコメント
日本語版への序文──控えめで強力な「静かな力」
INTRODUCTION:鎧を脱いで身軽になる
■PART1:静かな人の「仕事」の戦略
──冷静沈着に「戦略的思考」を生かす
CHAPTER 1:「はったり」はいらない
CHAPTER 2:戦略的に「得意なこと」で勝負する
CHAPTER 3:「核心」の能力を集中的に磨き上げる
CHAPTER 4:独特の「脳の特徴」を武器にする
CHAPTER 5:自分を「現実的」に見つめ、受け入れる
CHAPTER 6:ストレスフリーで「新しい環境」になじむ
■PART 2:静かな人の「人間関係」術
──「深く聞く力」で人を魅了する
CHAPTER 7:仕事の戦場で「味方」を増やす
CHAPTER 8:落ち着いて「もめごと」をさばく
CHAPTER 9:「他人の感情」にいちいち振り回されない
CHAPTER 10:「電話」は難敵にも強い味方にもなる
CHAPTER 11:「交渉」を成功させるカギは聞く力
CHAPTER 12:「出張」で力の浪費を最小限に抑える
CHAPTER 13:外向型文化の中で「バックハンド」で戦う
■PART 3 冷静な力を「人前」で生かす
──完璧な準備で「質の高い」仕事をする
CHAPTER 14:長所を生かせば「イベント」は楽勝である
CHAPTER 15:そもそも、本当に行く必要があるのか?
CHAPTER 16:勝敗は「始まる前」に決している
CHAPTER 17:社交は「戦略」がすべて
CHAPTER 18:人前で話す極意
CHAPTER 19:会議で「隠れる」ことはできない
CHAPTER 20:静かな人は「SNS」を使い倒すべし
■PART 4:静かな人の「潜在能力」
──しなやかな「リーダーシップ」を発揮する
CHAPTER 21:「謙虚さ」こそが成功をもたらす
CHAPTER 22:タイプを混ぜれば「最強チーム」ができる
CHAPTER 23:あえて「正反対」の相手とタッグを組む
CHAPTER 24:上司を「管理」して、正当な評価を得る
CHAPTER 25:リーダーに「カリスマ」はいらない
CHAPTER 26:「静かな羊」がライオンを導く
著者について
ジル・チャン(Jill Chang)
ミネソタ大学大学院修士課程修了、ハーバード大学、清華大学でリーダーシップ・プログラム修了。ハーバード・シード・フォー・ソーシャル・イノベーション、フェロー。アメリカの非営利団体でフィランソロピー・アドバイザーを務める。過去2年間で行ったスピーチは200回以上に及ぶ。15年以上にわたり、アメリカ州政府やメジャーリーグなど、さまざまな業界で活躍してきた。2018年、ガールズ・イン・テック台湾40アンダー40受賞。本書は台湾でベストセラー1位となり、20週にわたりトップ10にランクイン、米ベレットコーラー社が28年の歴史で初めて翻訳刊行する作品となり、第23回Foreword INDIES「ブック・オブ・ザ・イヤー」特別賞に選出されるなど話題となっている。現在は母国の台湾・台北市に拠点を置きながら、内向型のキャリア支援やリーダーシップ開発のため国際的に活躍している。
神崎朗子(かんざき・あきこ)
翻訳家。上智大学文学部英文学科卒業。訳書に『やり抜く力』『NEW POWER』(ともにダイヤモンド社)、『スタンフォードの自分を変える教室』『申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。』『フランス人は10着しか服を持たない』『FOOD ANATOMY 食の解剖図鑑』(以上、大和書房)、『食事のせいで、死なないために』[病気別編][食材別編](ともにNHK出版)、『存在しない女たち』(河出書房新社)、『花の子ども』(早川書房)などがある。