古大和金(武内宿禰の金貨) 飛魚座 量目約20.8g


第八代孝元天皇の曽孫、武内宿禰(たけうちのすくね)は、景行・成務・仲哀・応神・仁徳の5帝(第12代~第16代)に仕えた伝説上の忠臣として、明治から昭和にかけて5種の紙幣の肖像に採用されています。非常な長命で、330歳まで生き続けたとされますが、その真偽はともかく、大和政権最大の功労者であることに異論はないでしょう。
この古大和金は宿禰の監修によって鋳造され、「武内宿禰の金貨」とも呼ばれています。これまで星座を写した3種の刻印「孔雀座」「飛魚座」「水蛇座」が確認されていますが、どれも日本からは見えないはずの南天の星座です。どのようにして宿禰がそのような知識を持っていたのかは日本古代史最大の謎とされています。

今回は委託品です。早期換金のため買い値の十分の一以下に値下げして出品することに同意していただきました。撮影の際の光の量によって実物と違った色に写ることがあります(1枚目の画像が最も実物の色に近いように思います)。タイトルに記載した量目は写真撮影の際に先方(委託者)宅で測定した値です。計量器の誤差は0.2g以内と聞いています。とりあえず本物と信じて購入したそうですが、入手以来一度も鑑定に出したことがなく、トラブル防止のためあえてレプリカとして出品させていただきます。また、金品位を記載した保証書が見当たらないとのことですので、非金製品として出品させていただきます。寛永通寳は商品に含まれません。高騰防止のため即決価格をご用意しました。自己紹介欄にオークション休業日を記載させていただいております。お手数とは存じますが、ご入札前にお読みいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。