御三家水戸藩延金 量目約27.1g 刻印「刈」「宮」「円窓三星」 徳川吉宗


今回は委託品です。正確な入手先を思い出せないものから順に処分する予定です。江戸時代中期以降、御三家御三卿では延金の状態で金塊を所蔵していたと伝えられています。様式の統一は何らかの協定が結ばれていたことを示唆しています。八代将軍徳川吉宗の意向を反映しているとの説もあります。今後の研究が待たれるところです。今回の延金の表には現代のシリアルナンバーに相当する漢字打刻、裏には水戸藩御金蔵の刻印「円窓三星」が認められます。傷や汚れなど状態についての詳細情報は画像でご確認ください。撮影の際の光の量によって実物と違った色に写ることがあります(1枚目の画像が最も実物の色に近いように思います)。タイトルに記載した量目は写真撮影の際に先方(委託者)宅で測定した値です。計量器の誤差は0.2g以内と聞いています。とりあえず本物と信じて購入したそうですが、入手以来一度も鑑定に出したことがなく、トラブル防止のためあえてレプリカとして出品させていただきます。また、金品位を記載した保証書が見当たらないとのことですので、非金製品として出品させていただきます。開始価格は買い値の十分の一以下とさせていただきますので「レプリカ・非金製品」を前提に無理のない範囲でご入札ください。高騰防止のため即決価格をご用意しました。自己紹介欄にオークション休業日を記載させていただいております。お手数とは存じますが、ご入札前にお読みいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。