ミスターフリーダム(Mister Freedom)は、LAのメルローズ・アベニューにあるアメリカを代表するヴィンテージショップです。そのオーナーでありデザイナーとしても活躍するクリストフ・ルアロンと、デニムブランドSUGAR CANE(シュガーケーン)とのコラボレーションシリーズ「MFSC」は2007年のスタート以降、毎シーズン好評を博しています。そして今回、1965年に創業した東洋エンタープライズが50周年を迎えるにあたり、クリストフが手掛けた記念モデルがこの「ROCK & ROLL SHIRT」です。クリストフはデザインの前にコンセプトを決め、ストーリーを作り、時代背景までイメージしてコレクションを創りあげます。ミスターフリーダム初の大胆なデザインとカラフルで鮮やかな発色が魅力のこのシャツは、1950年代に生まれた古き良きRock'n Roll(ロックンロール)を意識しており、その背景には世界に影響を与えたアメリカの50'sカルチャーがあります。特徴的な襟は1950年代のフレンチシャツから取り入れたディテールです。フランス語で「COL REQUIN」と呼ばれるシャークフィンカラー(サメのヒレの形状)となっており、このようなシャツが当時のアメリカで流行していました。ハワイのウクレレをエレキギターに持ち替え、ヴィンテージハワイアンシャツをベースとしながらも、フィフティーズミュージックのカルチャーを強く打ち出した作品です。