YAMAHA【A-2000】★プリメインアンプ★1世紀の稼働を見据えたメンテナンス調整済★完動品★S/N06368★53k



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YAMAHA(ヤマハ) Natural Sound Stereo Amplifier
A-2000 の整備済完動品ですが、動作保証なし: NC,NRでお願いします。

当時発売価格 ¥189,000 (1983年)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーはじめにーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

新規IDの方及び評価で「悪い」が目立つ方の入札はお断りさせて頂いております。

どうしても入札に参加されたい方は、質問で入札への参加の意思表示をしてください。

オークション参加の意思表示無しに入札頂きましても当方の判断で削除し、

ブラックリストへ登録致します。







* * * 大きな画像で入札率アップ、トラブル回避!この商品案内は、大きい画像を10枚以上載せられる いめーじあっぷを利用しました。(無料) * * *

 当オークションには、これまでに培ったアンプ・チューナーのメンテナンス経験で得たノウハウで徹底的なメンテナンスを行っています。メンテナンスしたA-2000シリーズも60台超となりました。

私の好きだった俳優の火野正平さん、西田敏行さんが逝去され、年老いた私には他人事と思えず出品スタイルを人件費抜きの修理原価(ジャンク品落札価格+送料+部品代)での開始価格と落札者様へ御迷惑をお掛けしないようにする為に保証なし(NC,NR)に変更する事にしました。
保証無しでの出品ですが、詐欺まがいの出品は致しませんのでご安心下さい。
万が一正常動作しない場合は、誠意を持って対応致しますので発送伝票は大事に保管するなりお願い致します。

 この度出品したA-2000は、Pre OUTでガリ有りの出力、POWER OUTは出力不良の品でした。
1世紀の稼動を見据えたメンテナンスで不具合を処置し、動作確認しましたところPHONO(MC)モードのみ出力1wを超えると動作不安定になる症状が発生し、手を尽くしましたが技量不足のため解決に至りませんでしたのでジャンクにて出品しましたが、落札されずにオークション終了となりました。
悔しいので再点検したところ測定系のトラブルであることが判明、出品物は正常でしたので完動品として再出品致しました。 動作確認と調整は、オーディオアナライザ等の測定器を用いて行い、PHONO(MC)モードを含む全モードで約5日間の連続試聴で快音を奏でています。  
動作確認
  • 全入力で全出力(スピーカーA.B、TAPE1.2)確認
  • 定格出力(130W/8Ω)での30分間の負荷試験(AUX入力)
  • ボリュームガリ、スイッチガリはありません。

 筐体のコンディションは、
  • ウッドケースは、小キズは有りますが目立つキズはありません。
  • フロントパネルは、目立つキズはありません。上部エッジ部に数か所線キズがあります。
  • バックパネルは、目立つキズはありません。
  • ツマミ類はKURE LOOKX(表面仕上げ剤)のワックス塗布しており、良好な状態です。

  • 喫煙環境下での使用の有無−−−−−−−−−無

 写真にてご確認の上、ご検討頂ければ幸いです。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◆修理箇所◆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

○スピーカー端子の補強
  • 経年劣化でベース部にクラックが出ていましたので、端子ベースにエポキシ樹脂を充填し補強しています。

○イコライザーアンプのTR,ICと小型電解コンデンサーを新品と交換
○トーンアンプのICを新品と交換

○パワーアンプのTRと小型電解コンデンサーを新品と交換
○プロテクター基板のTRと小型電解コンデンサーを新品と交換
○ヒューズの全取替
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◆基本メンテナンス◆ーーーーーーーーーーーーーーーーー

○筐体のクリーニング
  • 筐体内部は気吹きで塵埃の除去
  • フロントパネルは洗剤洗浄の上ワックスコーティング
  • バックパネルはクリーニングシートで拭き掃除
  • 取り外し出来る基板は洗剤洗浄
  • ウッドケースはクリーニングシートで拭き掃除後、蜜蝋ワックスでコーティング
○終段パワートランジスター(B級用)の特性チェックとペアリング、放熱対策
  • 基板より取り外し、特性チェック
  • 安定動作と低歪率を追求し、再ペアリングし搭載(手持ち在庫品(新品、中古品を含めて))
  • 再取り付け時には古いシリコーングリスを除去した上で再塗布し放熱対策しています。
○パワーアンプ(A級用、B級用)の初段トランジスターの交換
  • 安定動作と低歪率を追求し、同一Hfeで選別したトランジスターに交換(新品対応)
○差動増幅段及びコンプリメンタリー増幅段に使用されているトランジスターのペアリング
  • 基板より取り外し、hfe特性の揃った新品のトランジスターでペアリング搭載
○ボリューム類の接点クリーニング
  • ボリューム類の接点クリーニングは、薬剤洗浄→超音波洗浄→乾燥→接点復活剤塗布の工程で行います。
  • この超音波洗浄は、私にとっては必須工程でありこの工程を取り入れてからはメンテナンス後のガリは殆ど発生していません。
  • 出来ることなら取り外し分解などせずに、サクッと接点復活剤を吹き掛けただけで済ませたいのですが、半年もするとまたガリが発生するのは経験上分かりきっていますのでこの超音波洗浄はガリ除去の必須工程で今後末長くご使用頂けると思います。
○プロテクトリレーの接点クリーニング
  • 基板より取り外し、分解し接点研磨
○ギャングエラー確認調整
○MCアンプ・メインアンプ部のDCオフセット調整、アイドリング調整
  • サービスマニュアルで指定されている調整値で調整しています。
    • MCヘッドアンプ	DCオフセット 	DC0V  ±200mV
    • メインアンプ	DCオフセット 	DC0V  ±10mV
    • メインアンプ	アイドリング A級	180mV  ±10mV
    • メインアンプ	アイドリング B級	15mV   ± 2mV

ーーーーーーーーーーーーーー◆A-2000の弱点克服メンテナンス◆ーーーーーーーーーーーーーーー

○コンデンサの振動防止用接着剤の除去
  • A-2000シリーズのパワーアンプ基板では大容量コンデンサをボンドで接着し振動防止を図っていますが、このボンドが吸湿することで錆、緑青が発生し断線、接触不良を引き起こしています。 また、このボンドと錆により再ハンダしようにもハンダがのらずハンダ付け出来ないものもよくあるケースです。この諸悪の根源のボンドを除去し再ハンダ処理しています。
  • A-2000をメンテナンスされている方のブログを拝見しますと、どの方も同様にボンド除去は必須項目となっております。
○基板の再ハンダ
  • A-2000ではハンダクラックが発生する部位がほぼ決まっています。これまでは当該部位を再ハンダ処理しておりましたが、再ハンダ後にも同様にハンダクラックが発生しておりましたので、下記の部位は、ソルダーレジストを除去しハンダランドを増大する事に対策変更しました。
    • パワーアンプ基板のB級側ドライブトランジスタ
    • パワーアンプ基板のA級側終段のトランジスタ
    • パワーアンプ基板のバイアス調整用トランジスタ
    • イコライザーアンプ基板の電源用パワートランジスタは従来どおり再ハンダ処理としています。
○nichicon 1000μF/25Vの電源用フィルターコンデンサーの全交換
  • 製造時より取り付けてあるnichicon 1000μF/25Vは容量抜けとなっているものが多いため
○スイッチの飾りボタンのポロリ防止対策
  • 飾りボタンの背面側でビス止めしました。
○COUPLERスイッチ操作時のノイズ対策
  • 製造時のつけ忘れ?製造ラインへの指示ミス?と思われますがメインアンプの入力抵抗が入っていない事によりスイッチ操作時にクリックノイズが発生します。
  • これまでに整備したA-2000の個体は全て付いていません。A-2000aの個体は製造時より取り付いています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◆製品仕様◆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

クリックすると当機種の取扱説明書が、
YAMAHA マニュアル検索ページより
ダウンロード出来ます。
                                                 


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◆付 属 品◆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ありません                                                  


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◆商品の動作保証について◆ーーーーーーーー

動作保証はありません。
NC,NRでお願いします。
年金暮らしの単身個人営業で、発送後に生存しているかも分からない年齢になりましたので保証無しとしました。
落札頂いて発送連絡が無い場合は、あの世に旅立ったと思って下さい。
この場合は、サイトより返金となりますのでご安心下さい。