L-D1 KENWOOD メンテナンス済み 動作良好品
ケンウッドのLシリーズ最後のCDプレーヤー、L-D1です。
本体、リモコン、ディスククランパー付きです。
当方、ケンウッドサービスでホームオーディオのサービスマンをやっていました。入社後にこのモデルが出て、憧れのモデルでした。憧れのアンプを入手でき、嬉しい思いで各種フルメンテナンスを行い、1年超、オーディオラックに入れ長期エージングテスト兼ねて、大事に使ってきました。
<メンテナンス内容>
・音飛びがごく稀に発生していましたので、良品ピックアップへの交換。EFバランス、TEバランスをはじめ、ゲインも含め各種サーボ調整
・ステッピングモーターを使用したフィードモーターの再活性化を行いました。(こちらも音飛びの要因になりやすいので念の為対策を実施)フィードギア、ベルトのコマの清掃を実施。スレッドロッドの固着グリス清掃、脱脂後にメカグリス塗布。
・全基板の半田面を確認し、半田割れ箇所の再半田を実施。
・D/Aコンバーター後のアンプ回路にある電解コンデンサの片側が液漏れを必ず起こします。気付けば片方だけ音が鈍る・・・という症状にもなります。液漏れコンデンサを両チャンネル外し、オーディオ用電解コンデンサ(東信工業製)に交換しております。
・サイドウッドの下部に化粧板のカケがありましたので、類似突板シールを貼り付け、その後マホガニーとブラックの色を調合した油性ニスで補修しております。地肌が見えた状態でしたが、補修によりパット見は分からない程度に仕上げております。このシリーズ特有のクリア剤がバリバリ割れる状態にはなっていません。(一部、前オーナーが補修した際の透明の接着剤が多少残っておりますが、気になる程度ではありません)
・CDリッドの四隅のアライメントとフェイス面のレベリングの微調整を行っております。
このプレーヤーは、あのDAC7を2つ使ったツインモノ構成。またDAC後のアンプは、ちょっとしたパワーアンプと言っていいような豪華な構成。出力インピーダンスは0.1Ωを誇り、そのままSPを繋ぐと鳴ってしまうのではという見えないパワーを持っています。信号の送り出しとしては、超低インピーんダンスです。
外観については、30年経過しだだけあって使用感はあります。電気的性能については、RF信号も1Vp-pもありますし、再生能力はまだまだあると思います。L-D1の濃密な音が楽しめると思います。
残念ながら機器整理で手放すことになりました。大事に使ってただける方にお譲りできたらと思います。なお、基本は中古品なので、新品時の品質をお求めの方はご遠慮ください。
状態には自信持っておりますし、今後のケアもできますので、3ヶ月の無償修理保証をおつけします。何か故障などあれば、きちんと対応いたします。無償期間終了後も、ご依頼をいただければ修理やメンテナンスが可能です。(当機種以外でも)
梱包サイズは140サイズで、ヤマト運輸での発送になります。お近くであれば、輸送事故回避のため直接のお渡しも可能です。
高額商品のため、ご落札から72時間以内に代金をお支払いいただける方に限定させていただきます。
12月28日終了にしておりますが、即決やすぐのお支払いいただければ、年内着荷も可能と思います。