元禄 枯尾華 上(上下二冊の内) 阿心菴永機編・其角堂機一校


22.3×15㎝

【題箋】『元禄 枯尾華 上』

表紙裏に
 阿心菴永機編
 其角堂機一校
  枯尾華 上下
    芭蕉傳燈之家梓
とあり。
 ただし、出品本は「上」のみ。

【内容】『元禄 枯尾華 上』の中味は
上 枯尾華. 芭蕉翁終焉之記 27丁
下 元禄7年追善之誹諧  22丁

 早稲田大学図書館蔵本の末尾には【画像9参照】続きがある。

【刊期等】早稲田大学図書館蔵本下巻【画像10参照】に依ると
  明治26(1893)年11月日發行
    発行人 晋永機
    大賣捌所  博文館・東亰堂

【因みに】上巻 表紙裏に「元禄元禄 枯尾華 上下」とあるが、
その上巻は出品本のことを指している。
 内容は
  枯尾華. 芭蕉翁終焉之記 27丁
  元禄7年追善之誹諧  22丁
                                    晋子編。
下巻は「明治20年追善之俳諧 / 永機」
 確かに、上巻の丁付けは上27丁と下22丁に分かれていて、
「元禄7年追善之誹諧」部分が下巻にまとめられている。
 だから出品本には、表紙裏に記されている「下」はない。つまりその上巻のみ、と言う次第。
 この上巻は、従来流布している「枯尾華 上下」を一冊にした物のようである。

※全体的に、経年によるくすみ、糸切れ、汚れあり。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、虫食い、多数あり。
※梱包材の再利用に努めています。ご理解下さい。