●法政大学出版局1992.3.20初版発行
●サイズ: B6判/ページ数397P /高さ 19.5cm /(560g)
●定価:3500円(税抜き)
●状態:良
・表紙の痛み:なし
・シール:図書館除籍本
・大きなページの折れ:なし
・書き込み:なし
・読むのに支障のあるような染み、汚れ:なし
・水濡れのあと:なし
●内容:(出版社内容情報より)
ミハイル・バフチンの発想と方法をG.エリオット,ジョイス,ロレンスからクンデラに至る小説の分析に応用して,ポリフォニーとしての小説の可能性を縦横に論究。
内容説明
ミハイル・バフチンの発想と方法(ジャンル論、話法論)をG エリオット、ジョイス、ロレンスからクンデラにいたる小説の分析に応用して〈ポリフォニー〉としての小説の可能性を縦横に探る。作品の緻密な〈読み〉によって小説と批評の現状を展望する待望の書。
目次
第1章 今日の小説―理論と実践
第2章 現代小説におけるミメーシスとディエゲーシス
第3章 『ミドルマーチ』と古典的リアリズム小説の概念
第4章 ロレンス、ドストエフスキー、バフチン
第5章 現代小説のダイアローグ
第6章 バフチン以後
第7章 初期ヴィクトリア朝小説における群衆と権力
第8章 構成、分配、配列―ジェイン・オースティンの小説における形式と構造
第9章 曖昧さの芸術―『ポイントンの蒐集品』
第10章 現代的物語叙述における不確定性―「バサースト夫人」を読み解く
第11章 ミラン・クンデラと現代批評における作者概念
第12章 ダブル・バインドで読み悶える
第13章 ひとつのビジネス―アメリカにおける学術批評家
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