ナガハラの頭部管です。管体は銀AG950で、リップとライザーが14金、タイプはDモデルです。Dモデルはナガハラのホームページによれば、チムニーが高く、芯のあるダークトーンで低音重視、抵抗は少し強め、とのことです。確かに低音がとても出しやすく最低音のCHまで大きく鳴ります。購入する際にはDタイプ3本から一番鳴りの良いものを選びました。他のタイプ、例えばゴールウェイモデルなどと比較しても低音域に関してはこのDモデルの圧勝でした。また金リップの力もあり、音に明確性があります。
さらに、反射板が天然水晶のクリスタルトーンを取り付けてあります。これにより、感覚的なものですが、一回り鳴りが大きくなり、音色にまろやかさが追加された感じです。
写真ではクリスタルトーンがわかりにくいと思いますが(肉眼でもほぼ分かりませんが・・・)、クラウン(とナガハラ独特のオモリ)をはずすと白い部品があるのがわかります。
また写真に映っているようにオリジナルの反射板もあります。
ナガハラ本体と一緒に使っていましたが、他の頭部管に落ち着き、さらに最近フルート自体あまり吹かなくなってしまいましたので、所有し続けるのがもったいないと思い出品させていただきます。特に目立つ傷はありません。
ジョイント部の外径については、写真をご覧ください。
ま頭部管ケースはありません。写真に映っている箱に入れ厳重にプチプチにくるみダンボールに入れて送らせていただきます。
本頭部管はナガハラ独特のフルコンサート用(頭部管が長く、内径が太い)ではありません。普通のハンドメイド用ですので他のメーカーのフルートにも問題なく使えます。ただしジョイント部の調整は必要になる可能性があります。