恋の濡れ刃 板前弥吉修業旅 (双葉文庫) 梅本 育子 訳あり 9784575661156 おめえの料理には人情味が足りねえ、旅をして色の道でも修業してきな―江戸伊豆政の板前弥吉は、親方にそういわれて上方へと旅立った。女郎屋で路銀をつかい果たした弥吉は、野宿で軒をかりた料理茶屋のおかみに拾われたのを最初に、さまざまな女たちと情を交わしていく。連作時代小説長編の珠玉作。