八十年代の貴重な共演 Chick Corea/Steve Kujala 美の傑作「Voyage」国内盤中古。
御存知!八十年代の貴重な共演 Chick Corea/Steve Kujala 美の傑作「Voyage」 国内盤中古でございます。盤共に非常に状態の良い中古でございますが、解説・ジャケットに若干の使用感。そして帯がございません。
内容は言わずもがな。
ラインナップは名手揃い、Chick Corea(P、ex-Circle、Return to Forever)、Steve Kujala(Flute)となります。
異色の経緯を持つエレクトリック・バンド形式の傑作ライヴ盤”Again and Again”制作後、Chick Coreaはまだ見ぬ若手ミュージシャンとの邂逅を求め(音楽的にやり尽くした感のある)バンドを解体。故にエレクトリック路線を封印。
但し、1980年から自身のグループに加わり、その後デュオ形態の作曲を断続的に行ってきたSteve Kujalaを残留させます。
嘗ての大傑作”Now He Sings, Now He Sobs”の続編となる1981年”The Trio Music”制作以降は、自身のエレクトリック/アコースティック両面のキャリアを回想(ロックバンド編成時Return to Forever再結成等)しつつ、
八十年代と言う新しい時代における音楽性を模索する感のあるChick Coreaでございますが、(今作は創作期間が長いものの)その中で生まれた感のある作品でございます。
Steve Kujalaは”クラッシック/現代音楽系”の音楽性と演奏力を持ち合わせている感がございますが、Chick Corea自身がジャズとは異なる音楽的触発を求めた感がございます。
また、作曲面を重視。
更にはメロディを重視した感があり、(フルート自体がメロディに依存する楽器という事もあり)前衛系の難解さではない音楽性がミソでございます。
八十年代前半は新しい時代での自身の音楽性の模索という感のあるChick Coreaでございますが、Steve Kujalaの存在が鍵の感がございます。
今作は八十年代前半のピークという感があり、回想的で模索的な活動から新たな音楽性へと移行する時期でございます。
Chick Coreaは今作の制作から新たなインスピレーションを得た感がございます.................................................................
その後(ロックバンド編成時Return to Forever初期名ギタリストBill Connors関連からの起用の感がある)Dave Wackl/John Pattitucciを迎え”The Chick Corea Elektric Band”を結成。
”Circle”~”初期Return to Forever”~”ロックバンド編成Return to Forever”という嘗ての七十年代の経緯を観る感がございます.......................................................
現在では入手が困難。この機会に是非。
注:発送方法は変更になる場合がございます。宜しく御願い致します。