【タイ骨董】タイ ドヴァーラヴァティー期 せん仏(タイ東北部出土)8〜9世紀 お守り プラクルアン
タイ ドヴァーラヴァティー期 せん仏片(タイ東北部出土)8〜9世紀
・100%本物です。タイ東北部マハーサラカム県ナードゥン郡出土のせん仏片(ドヴァーラヴァティー期、8〜9世紀)です。このせん仏片はナードゥン郡で最初にせん仏が発見され出土した仏暦2522年(西暦1979年)のものの1つです。当時、現在では仏塔が建てられている田んぼエリアからの多数のせん仏の発見の知らせは地元で瞬く間に広まり、多くの地域住民が競い合うように発掘をしたようでタイ考古学局の担当者もすぐには騒ぎを止めることが出来なかったようです。写真6枚目はナードゥン郡で出土したせん仏のいろいろな型です。完全品に近いせん仏は高価で取引されお金持ちやコレクターが大事に保管しています。このせん仏は残欠ですが仏暦2522年に最初にナードゥン郡から出土したものの1つでタイ東北部で最も人気のある出土仏の1つです。参考に写真7枚目が型名「56オラハン仏」という文献に掲載されているこのせん仏片の完品な型です。写真8枚目が文献のものと並べて比較してみたものです。残欠に残っている左側は木で、右側が仏です。ルーペで覗くと古いテラコッタの材質が勉強出来ます。完全防水のプラスチックケースに入っていますのでお守りとしてすぐ身につけることが出来ます。サイズはケース込みで高さ約5センチです。ナードゥン郡の仏塔とせん仏についてブログ「タイ骨董日記」で2020年8月2日に記事にしていますので是非ご覧下さい。