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萩焼窯元光彩庵、山根清玩先生作の御本手茶碗の出品です。大きさは高さが7,5㎝、口径11cmです。もちろん新品です。箱なしで栞が付きます。どうぞ宜しくお願い致します。
山根清玩先生とは?武術家出身の異色の陶芸作家です。萩焼陶芸作家として活躍するだけでなく、空手道場の師範として30年以上のキャリアをもち、陶芸にも武術にも大変造詣の深い方です。この方の作風では、青萩が特に知られており、清玩青(セイガンブルー)として独特のスタイルを確立しており、萩焼の今までの伝統の上に新しい境地を切り開くパイオニア的存在の方です。萩焼の土台ともなるべき、大道土、見島土、それに萩本来の地土を使い、縦横無尽に新しい境地の作品を生み出しています。「萩唐津」「青萩鮟鱇」「朝鮮鬼萩」「萩呉須絵」「緑錆萩」「萩油滴蛍」「萩鯨肌」「萩高取」「青萩刷毛目」「荒井戸」「斑萩」など、今まで誰も到達したことのない新しい萩焼の世界を切り開いています。氏はまた、書の達人でもあり、氏の工房には自ら描いた書や水墨画が飾られています。粘土に向かわれる姿勢などは、鍛冶屋のような体つきだといわれたゴッホの様に、静の中に激しさを感じさせるろくろさばきで作品を仕上げています。筋骨隆々としたその腕からはまるで魔法のように作品が生まれていきます。先生の作品には、大変男性的で激しさの感じられる印象の物が多いようです。
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