【タイ骨董】タイ プレー県 ハヌマーン(銀製)高僧クバー・ゲーウ お守り プラクルアン
タイ プレー県 ハヌマーン(銀製)高僧クバー・ゲーウ お守り
・100%本物です。プレー県ワット・クワンカムルー寺の高僧クバー・ゲーウのお守りです。プレー県の中でも3本の指に入る人気高僧発行のものです。高僧クバー・ゲーウ(仏暦2448-2529年)は仏暦2500年代の初期は手書きでお守り布などのクルアンラーンを造っていましたが手作りが困難なってきた仏暦2510年ごろからは手書きではなく印刷のお守り布やコイン型のお守りも発行されるようになりました。このハヌマーンは今から約47年前、仏暦2518年12月19日にワット・クワンカムルー寺で入念儀式され翌年の仏暦2519年3月9日に発行されたものです。造りが良く、カッコイイお守りでとても人気があります。材質は銀製。参考に当時の入念儀式の詳細とハヌマーンについて書かれた古い資料の一部分を載せておきます(写真8~10枚目)。写真8枚目は高僧クバー・ゲーウによる入念と儀式の様子です。写真10枚目に「ハヌマーンは二種類の材質のみ発行された、銀製は299個、ナワ製は999個発行」と書かれています。今回出品した銀製は発行数が少なく、市場ではほとんど見かけることのないお守りです。武器を持っていることからご利益のメインはコンカパンと言われる身を守るお守りだと思いますが、ヒンズー神 ハヌマーンがモデルになっていることからメーター・マハーニヨム(人気運)やアムナート(力、権力)も主な御利益のようです。また猿は身軽でとてもすばしっこいことから危険を回避すること(ケウカート)もこのお守りの御利益のひとつだと言われています。また申年生まれの方にもお勧めです。御利益については少しマニアックですがタイのお守り、プラクルアンには大事な要素のひとつですので記載しておきました。発行されて47年ほど経っていますが状態も良く、銀表面も新しい銀製品よりも古い良さが出てきているように思います。現在は写真1〜3枚目のように銀枠ケースに入れた状態になっていますのでそのまますぐにお守りとして身につけることが出来ます。古い元箱(写真4枚目、透明プラスチック部分にヒビが有ります)も残っています。2022年12月にタイ北部ランプーン県で開催されたお守りコンテストで入賞(1位)しました。コンテストの様子をブログ「タイ骨董日記」で2022年12月29日に記事にしていますので是非ご覧下さい。