late40s~
Nichols Lure CompanyをPicoが買収したのが1946年なので、
それ以降のものとなりますが、Picoはプラ製のルアーに注力していくので、
40年代後期から50年代初頭辺りの短命ルアーではないかと推測します。
このルアーはNichols社でJumbo Killerで販売していたルアーを名前を変えて販売したのか?
オリジナルのルアーとして販売したのかが不明瞭ですが、
形状が定まっていないというか、似た形状であったりちょっと違った形状であったりと謎が多いルアーです。
今回出品するのはJumbo Killerの様な太いボディでは無く、
ヘッドオンバサーの様な綺麗なシェイプのスリムテーパー。
過去にもいくつか所有していたのですが、何故か所有していた物とは違う形状なので、説明を加えてみました。
因みにベリーのステンシルが有る物と無い物が混在します。
ステンシルがない物は形状等で見分けるしかないですが、正確さを欠く場合があるので
ここでは記載するのをやめておきます。
さて、このルアーですが、兎にも角にもこの圧倒的なカラーリングのセンスの良さに痺れます。
恐らく手に取ると見入ってしまうかと。
フロントカップにペイントの剥がれと左頬付近に軽い塗装のザラつきが見られますが、
それを差し引いてもJumbo Killerやこのルアーをご存知の方でしたら、
この状態が大変綺麗なコンディションである事はお分かり頂けるかと思います。
個人的な解釈ですが、理屈ではなく、
目に入り易い有名メーカーのビンテージルアー以外で、
こういった琴線に響くルアーに出会う事は根気よく探しても中々ないので、
画像と説明を見てどうにも気になった方は恐らく波長が合う方かと思います。
恐らくその直感は正しいと思いますので是非ご検討ください。
ただ、手元に残しておくか出品を迷いに迷ったルアーですので、
相応の金額設定ですが、恐らく分かる人にはかなり響くルアーだと思います。
あまり長く再出品を繰り返す気はなく、今回で取り消す事にしましたので
気になられた方はお早目にご検討ください。
細かい部分の不明な点はお早目に質問をお願いします。
他にも複数出品してますので、
良かったら出品物をご覧ください。
感じ方、捉え方は人それぞれなので、