コレクション処分品 国産レインボー アンドラダイト ガーネット計1.09ct
20年程前に購入したコレクションの処分です。ルースコレクションですので、ケースに入ったまま所持していただけです。
熱心に収集していましたので、質は良いものが大半だと自負しています。
ちょうど私が収集にハマっていた頃、突如発見され、一気にブームとなったレインボーガーネット。
すぐに採り尽くされ、あっという間に入山禁止になったという記憶があります。
それまでメキシコ産がわずかに流通していただけの特殊なガーネットが、新しく発見、それも日本でとなると加熱するのも無理はありません。
ガーネットですが、個人的には「カットせずに結晶のままにしておく方が・・・」という想いがあります。
理由として、結晶を見ると分かるのですが、レインボーを生み出す歪みを含めて宝石質とは言い難い内部のごちゃつき、傷気の為にカットには向いていない点。
あと、結晶の場合にはどれか1色が強く出ている時に魅力を感じるのですが、ファセットを入れると7色がそれぞれ混ざりがちで、レインボーなのですが白に近く感じる点と濃褐色の地色などです。
それでもルースコレクターですので、結晶ではなく、ルースを幾つか入手してコレクションしていました。
ペアでの出品のチェッカーボードのタブレット形状ルースは、重さではなくフェースアップサイズに応じての定額スタートとしています。
性質状、内部はモヤモヤしていて傷気のある石ですので、その点は御理解下さい。
こちらは約5.5×4.5mm(0.60ct)、約5.35×4.38mm(0.49ct)のペアです。
右のルースの重量が軽いのは、底面が斜めにカットされている分が大きいと思います。(写真4・5)
テープを貼り替えたり、出品時にケースを入れ替えているものが大半となりましたが、まだ昔のままの剥がしにくいテープのものも混ざっていますので、そういったケースの事を気にされる方は入札を御遠慮下さい。