名盤 Love Tambourines ALIVE ソウル ゴスペル R&B系の日本人離れしたソウルフルな歌声が、POPなバックの演奏に乗って歌っている


Love Tambourines 

ALIVE


中古盤

「Love Tambourines」(以下ラブタンと省略します)は奇蹟のようなバンドでした。
「ソウル」「ゴスペル」「R&B」系の日本人離れしたソウルフルな歌声が、POPなバックの演奏に乗って歌っている…一言で乱暴に括ってしまえば、そういう事なんだけど(笑)それだけですまない、魅力を振りまいていたのがラブタンでした。
ラブタンの曲って、ヴォーカルのELLIEと(当時)彼女の旦那さんだったKEIICHI氏が作っていたんだけど、この二人の感情とか初期衝動がそのまま、曲になっているんですよね。だから歌詞なんか(英語だからいいけど)赤面ものの愛の告白のオンパレードだったりする。そんな赤裸々な歌詞を、パワフル×スイート×ポップなヴォーカルで歌うELLIEこそ、ラブタンの魅力の根本でした。ところがラブタンは、このアルバム「Alive」発表後に解散、ELLIEとKEIICHI氏も別れてしまい、この「ラブタンの音楽という奇蹟」を生み出したコラボレーションは、以後二度と実現しなかったのです。
さてそんな彼らが残してくれた唯一のフルアルバム