フランク・ザッパ/マザーズ・オブ・インヴェンション/UNCLE MEAT
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こちらは、フランク・ザッパ、69 年発表の「Uncle Meat」(アンクルミート)になります。
内容は、管楽器や鍵盤打楽器が特徴的なジャズロック。 本アルバムの作品の大半は、同名映画のサウンドトラック用として用意された。(映画は未完のままオクラ入り) 若き天才作曲家らしく、ノスタルジックなサウンドやダイアローグをコラージュしつつもテーマは親しみやすく、ときに美しく、それでいて近現代クラシック影響下、音が幾何学模様を成すように精緻なアンサンブルを組み上げている。 変拍子やポリリズム、不協和音やミニマリズムも大胆に取り入れられている。 フリージャズ的な管楽器の即興演奏を変拍子のリズム・セクションが支えるところが新鮮だ。 毒気のあるユーモアもあるが、後の作品と比べるとまだおとなしいと思う。 「真剣なジョーク」または「真面目に不真面目」、「テクニカルにしてバカ」、「抜群の審美センスと下品さの同居」といったファクターは、英国気質とのみごとな整合性を見せ、そのままカンタベリー・シーンへと連なってゆく。- たとえば、ジャズロック組曲「King Kong」は SOFT MACHINE に影響を与えているはず。 LP 二枚組。 CD になってから、映画用の音声からの抜粋(40 分あまり)が追加された。 インストゥルメンタル好きのカンタベリー・ファンには絶対のお薦めです。
フランク・ザッパ
アメリカ前衛ロックの最先端にして最高峰のアーティスト 。 66 年のデビューから、THE BEATLES を筆頭にあらゆるミュージシャンが固唾を呑んで、一挙手一投足に注意を払ったミュージシャンズ・ミュージシャン。 希代の音楽家にして希有なギタリスト。
【内訳】本体 、収納袋、歌詞カード
【状態】ジャケには経年劣化による、スレ、シミ、汚れ等があります。盤質は良好です。(盤質は目視のみの判断です。)
あまり出回らない貴重なディスクです。
この機会にご検討ください。