【虚空蔵菩薩】複製 東京国立博物館◆仏画◆工芸◆古仏画◆絹本 仏教美術


絵サイズ:約90×130(㎝)大きいです。

虚空孕 (こくうよう) 菩薩ともいう。一切香集世界に住み,福徳と智慧をそなえ,これが無量無辺であたかも虚空のごとく広大無辺であることからこの名称がある。胎蔵界曼荼羅の虚空蔵院に置かれ,蓮華座に坐し,頭に五智宝冠を戴き,左手には上に如意宝珠を載せた福徳を示す蓮華を持ち,右手には智慧の宝剣を持っている。その他種々の形像がある。日本では虚空蔵菩薩を念じ求聞持法を行うと記憶力を増大させると考えられ,8世紀末頃から盛んに信仰され,造像が行われた。奈良額安寺や福島能満寺には8世紀の遺品が伝わり,平安時代の作としては広隆寺,奈良北僧坊,滋賀金勝寺,三重勝因寺に伝わる遺像が知られる。なお法隆寺の『百済観音』や法輪寺の菩薩立像も虚空蔵菩薩と呼ばれているが,7世紀にはまだこの信仰はみられず,いずれも観音像である。画像では東京国立博物館保管,絹本着色の『虚空蔵菩薩像』が知られ,平安時代末期の様式を示す代表作の一つと認められる。

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(2023年 10月 8日 18時 57分 追加)
※布地に複写されてます。