【タイ骨董】タイ南部 シュリーヴィジャヤ期のせん仏(トラン県出土)8~9世紀(その5)
タイ南部 シュリーヴィジャヤ期のせん仏(トラン県出土)8~9世紀(その5)
・100%本物です。タイ南部 トラン県出土 シュリヴィジャヤ期のせん仏残欠です。中央が仏陀(倚像)、両脇は観音菩薩像と弥勒菩薩像と言われており、東南アジア以外ではほぼ同時期の中国の唐時代(8世紀)や日本の白鳳時代(7世紀後半〜8世紀初め)のせん仏にも近い構図のせん仏があります。このせん仏はトランの洞窟から発掘されたもので材質は焼成されていない土製です。サイズ的にはトラン出土のせん仏の中で最も大きいサイズの型で厚く、繊細な造りです。残欠ですがとても貴重な型です。写真はすべて自然光で撮影しました。写真9枚目はタラン国立博物館(プーケット)に展示されている同出土地の同型のものです。10枚目は博物館品(左側が博物館品)と並べて比較した写真です。本品も残欠ですがメイン部分がよく残っており十分楽しめると思います。白っぽい色身の材質で写真2枚目がもっとも実物の色に近いと思います。写真のようにステンレスケースに入れた状態でお送りいたします。ブログ「タイ骨董日記」でタラン国立博物館の写真をアップ(2020年8月16日の記事)していますので是非ご覧ください。