【商品説明】
“Anger S.A, Fabrique des Montres Rolex & Gruen Guild A(エグラー、ソシエテ・ソシエテ・アノニウム・ファブリック・デ・モントレ・ロレックス & グルエン・ギルドA)”、特許番号120849ロレックス ビエンヌ社….
それは後のロレックス ビエンヌ社となるエグラー ロレックスSAとロレックス ジュネーブ、そしてそこにグルエン社が資本参加する形で開発された….
それは機械が長くなった分だけゼンマイが遠ざかる事で竜頭を巻いたトルクは丸穴車から2つの中間車を介し角穴車に伝わり、機械半分ともなるゼンマイに最終繋ぐこととなる。その長方形となる空間は更に、2,3,4番車、ガンギと繋ぎ、その空間がそうさせたように90度に横たわったテンプがイングリッシュレバーのように独特の造形美となり、2番、3番、4番車を繋ぐひとつブリッジの曲線もその美しさを極限へと贖う。しかしそのブリッジに施された丁寧なアングラージュの面取りは勿論の事、テンプガードのブリッジにさえもそのアングラージュを施すという匠の職人の拘りは、このキャリバー300機がキュー天文台でクラスAを獲得するという偉業まで成し、クロノメーターという精度へのロレックスとしての拘りを形にしたモデルであることは間違いない。
そんなプリンスから今回ご紹介する一品は絶対的ビンテージプリンスとして人気の高いモデルの代表作として80年以上経った今でもプリンスを語る上で外すことの出来ないリファレンス
Ref.1862 “レイルウエイ”
小ぶりではあるが、レイルウエイの代表的モデルで、ステンレスモデルが主流となるモデルだけに今回の一品は非常に希少な9金無垢フルバージョン。現在オールドリンスモデルとしてコンビはあるが、9金無垢モデルの市場に出回らなくなり、30年前にはロレックスデイトナよりも高価で、ロレックス全モデルの花形であった面影を感じさせるほどの気品を兼ね備えております。特にこの一品に搭載されている300キャリのキュー天文台Aを獲得した伝説とした最高調整機の証となる7姿勢差調整。最高値としての証であり、角穴車の”最高レベル”EXTRA PRIMA(PRIMA.UTRA PRIMA)の刻印など最高の証を繋いでいる一品である。年代的にはブリティッシュ市場の一品としてグラスゴーの港のインポートマーク、9金無垢ホールマーク、そして1937年にインポートされたデイトレターが刻印される。
状態として、ケースは磨きなどでステップの立ち上がりはございませんが、プリンス特有の亀裂などは一切ございません。裏蓋のシリアル、リファレンスナンバー確認出来ます。
機械の状態としましては現在、当社で洗浄(ベンジンのみの手だけの完全洗浄により歯の隙間全ての油汚れも完璧に除去後の電解洗浄後の注油までの完了した状態となります。各パーツ全て当時の純正パーツであり、時間調整関係の歯車、駆動部分の2,3,4番車、ガンギも含めて現在は完璧な状態でした。ただ天真摩耗があり、天真交換、ひげゼンマイの絡みかあり、ひげゼンマイ調整中ですで、落札後直ぐにお届け出来ない場合もございますのでご了承下さいませ。
当時、ドクターウオッチとしての存在をマーケティングとして紹介いていたが、実際、当時、医学の分野で、脈を計りやすいことから多くのドクターが使用したとあるが、誕生した1929年頃から最終1940年代の初期まで、医学的文献の中で秒針と時、分針をインダイアルとして分けた表示の時計を使用した記述は見当たらない。果たしてそれが真実かとうかは、謎であるが、その機械の設計からもこの時代に中間車を利用し、より長い機械を作り上げたことを世界にアピール為にキュー天文台で精度検定から実測で信頼性を重要し、それがA賞という結果、そしてその精度としての絶対的信頼性からも人の命を左右する時間の戦いの中で”キャリバー300”プリンス神話が誕生したのであろう。
ロレックスのオフィシャルページでのプリンスモデルの復刻モデル紹介のトップページにプリンスのメインキャリバー300の機械にROLEXの文字を無くしその代わりに月桂樹の葉を刻んだ希少な機械(いろいろな説があり、本でもGRUENの機械を使いまわしする為にブランド名を消して月桂樹の歯を横長に刻印したという説が一般的だが、私は全く違い、記念とした最大のメッセージが隠れていると私は判断する。それは何故か? 実はこの機械を搭載したモデルに私が出会ったものは、すべて1936年頃のもの、その年はこの機械がキュー天文台コンクールで86.5点の最高点を獲得とした1927年の翌年、いわゆるプリンス誕生の年にこの月桂樹の葉を刻印したモデルであることからも、やはりこの偉業に対しての記念の刻印であると確信する。当然月桂樹はヨーロッパでも神聖なる葉であり、ご存じオリンピックの冠にも使用されるほどで、文字を隠す為に月桂樹は使用されないと確信する。
★★★ ROLEX ★★★
9K Solid Gold Requtangular Case PRINCE RAILWAY" Doctor Watch Duo dail
9金無垢レクタンギュラーケース "プリンス レイルウエイ" ドクターウオッチ デュオダイアル
R e f . 1 8 6 2
☆☆☆ 1937年頃製造ビンテージ ☆☆☆
(メンズ/状態:当社オーバーホール済み/現在精度調整中/他パーツ全て純正摩耗、痛みパーツ現在見受けられない)
※現在時間調整中ですが、30-60秒ほどの追い込みと考えて下さいませ。又、落札までに間に合わない場合もございますのでご了承下さい。
☆ 1937年頃製造純正 9金無垢レクタンギュラー"レイルウエイ"ケース ☆
【状態】全体的に痩せ、傷などございます。
【サイズ】横径21mm(竜頭含めず)/竜頭含み22.5mm×42mm(ラグ両端までの長さ)
☆ 1937年頃製造純正 9金無垢レクタンギュラースナップバックケース ☆
【状態】 全体的に痩せ、傷などございます。
【刻印】 ROLEX 31 VICTOIRES SWISS MADE FAB SUISSE RWC. L.T.D 375/9/O(グラスゴー.1937年インポートマーク)
☆ 1937年頃製造純正 2トーンシルバー "プリントスケール"ダイアル ☆
【スペック】センター位置:時,分針,秒積算計
【刻印】(ROLEX)【状態】100%純正ダイアルのオールドリダンとなります
☆ 1937年頃製造純正 ブルースティールバトン時分針 & ブルースティール永久秒針 ☆
【状態】分針は修復してございます。状態は年代的な老化となっております。
☆ 1937年頃製造純正 金張りプレーン竜頭(PATENT) ☆
【状態】打痕、目立つキズなどございません。
☆ 社外本革クロコダイルブラック手作りハメゴロシストラップ ☆
【サイズ】 ラグ幅:14mm/ストラップ腕周り:最長約185~190mm
【状態】ストラップ:新品 / 尾錠:新品
Cal.300
TIMED SEVEN POSITIONS(最高値7姿勢差調整)
EXTRA PRIMA(最高レベル調整)
VIBRATION(振動数):18000/時
JEWEL NUMBER(振動数):17石
RUNNING RESERVE(駆動時間)MAX:38時間
SCREW BALANCE WHEEL(ちらネジテンプ)
BREGUET HAIR SPRING(ブレゲヒゲゼンマイ)
【刻印】(ROLEX SEVENTEEN 17 JEWELS ADJUSTMENT 7 SEVEN POSITIONS 79791 17 RUBIES ROLEX EXTRA PRIMA SWISS MADE
当社オーバーホール済み
アフター信用度"120%"
☆代行販売の為に保証外となります☆
【我々のビンテージ時計に対しての100%本物保証としてのポリシーと現在の活動内容】
今回ご紹介する一品の前に、少しこのオークションを見て頂く方々にお伝えしたい。我々株式会社クールサポートは設立して15年目を迎え、ビンテージ時計専門販売、買取、自社工房での修理、自社オークション開催、各他社オークション代行販売など、様々な活動の中で、辿りついたのが偽物という存在と一生闘わなければならないという現実と向き合わなければならないということである。某ネットオークションでは特にビンテージ(1970年~1930年)、アンティーク(1930年~)の中の多くが偽物か悪意のある改造品であるのが現実である。その事と向き合うようになったのは6,7年ほど前からロレックスのビンテージの市場価値が上がり始めた頃から鑑定依頼のお客様が増え、又海外の販売サイトでの被害の相談を受け始めて、その相談に乗るが結果的に何も出来ないのが現実であり、現在の日本の法律でもやっと生活安全課に知能捜査課、ネット犯罪捜査課など警察署内に正規で設置されていない状態として置かれ、被害届けとしては出すことは出来ないのが現実である。しかしその相談は年々増し、我々自体もその輪廻に巻き込まれるという事態に発展し、その追及として5年前からロレックスの偽者をどう完全に判断することが出来るという点に焦点を見出したのである。我々はオークション会社ということもあり世界の有数と呼ばれるオークション会社の拠点ジュネーブに飛び関係を作るべく主要人物と関係を作り、又ある専門時計オークションのトップだった人物との関係もつくっていったが彼らの鑑定にも疑問を感じ、すべての現実を向き合う為にはジュネーブ本社ロレックスと関係を持たなければならないと考えたのが5年前である。当然当初は門前払いであり、アポもとれない状況であったが、ふとしたきっかけで彼らと結び合うことかできるようになり、直接ジュネーブ本社のコンプリートサービスを受けることかできるようになった。現在日本ロレックスでは1970年代以前のもの、70年代のモデルに搭載された同キャリを搭載した1960年代もの以外の個体、クロノグラフでは手巻きキャリ搭載の個体のコンプリートサービスを終了している為、見積りが出ないことで真偽性がわからない。当然日本ロレックスではシリアルナンバー管理を絶対的システム管理で行っており、他ブランドの中でここまで管理されているメーカーはないだろう。当然そのような情報も真偽性において一切情報をカスタマーに漏らしてもいけない。そのこともあり日本では販売する業者も個人の販売業者、更に悪意のある偽物販売業者も野放し状態である。更に日本ロレックスのコンプリートサービス終了モデルが信じられないほどのバリューアップを起こし犯罪者も年々ものすごいスピーディーに増えている。ジュネーブ本社では100年前の個体でもコンプリートサービスを受け付けるといったことで関係は始まった。コンプリートサービスまでの道のりは、真偽性の問題から取り組む。まずはシリアルナンバーの一致性。そのシリアルが存在するかどうか、そのシリアルから見た販売当時、又は各支社でのアーカイブの情報から持ち込んだ時のダイアル、針すべての情報の一致性を調べ、更にロレックス ビエンヌ社からの情報も加え、最終段階としてケースの素材検査、機械部の徹底的改造部品の混入にまで調査が入り始めてコンプリートサービスの見積が出るのである。ここまでで約3-4か月を要する。コンプリート代金の価格は当然一個体モデル、状態により決まるが150万円から350万円である。しかし我々は関係を維持してく為、ほとんどを依頼したのも現実であり、そのことからも増してロレックス ジュネーブ社との関係を深くし担当者とも個人的にも深くなっていった。しかしある現実と直接聞き合わなければならなくなった。それは偽物、改造品であった場合は、改造品の場合は改造パーツを取り除かれて返却される。偽物であった場合は返却もされないのである。我々がクライアントから業者同士での真偽性の民事訴訟問題、個人と業者間の問題など様々な問題の依頼として受けてきたが、偽者の依頼が多くなり、当社のロレックス本社の担当者は外され別の人物に交代、現在3年に及ぶ良い関係が崩れ始めた。現在ある6本の時計の真偽に対しロレックス ジュネーブとの論争となっている。それはロレックス本社から手を離れ、ロレックス本社顧問弁護士が担当となり、その問題となっている個体の情報である誰がいくらで売ったものか、その関係しているすべての人の情報を渡さなければならない。そんな現実の中、問題は刑事訴訟にまで発展していった。先ごろジュネーブ警察で取り調べられ、検察局にこの事柄は移行。信じられない現実だが、これが真実である。だから我々業者は心して今後は販売して頂きたい。又、個人商店、個人の販売者の方も心して販売しないと知らないところであなた方は罪として裁かれることになるかもしれないということだ。現在では我々がそのような活動を行っているが、更に同士を求めこの活動を広めていくつもりだ。それはビンテージの日本市場の活性化と価値を上げる最大の要因となることだ。昨日も今日も真偽性を求める方々の後が絶たない….
PS.
現在当社修理工房では格安にてロレックスのビンテージモデルも含め各腕時計ブランド、150年前の懐中時計から掛け時計などの修理、オーバーホール業務を展開させて頂いており、その後も徹底サポートさせて頂いておりますので何かお困りの際にはお気軽にご連絡頂きご相談して下さいませ。
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