CG-3000制御装置、IC-7300の【TUNER】ボタンでAH-4, AH-730と同様にCG-3000のチューニングが可能 iCOM RS-BA1 によるリモート運用も可能


この商品をご覧頂き有難うございます。本商品は200W PEPで運用することが出来る外付けオートアンテナチューナーのCG-3000を、iCOMのIC-7610、IC-7300等のAH-4,AH-730が利用できるトランシーバーに接続してお使いの方向けの商品です。

本商品をトランシーバーとCG-3000の間に接続することにより、トランシーバーの【TUNER】ボタンを操作してCG-3000をチューニングすることが出来るようになります。また、CG-3000への電源供給もトランシーバーの電源スイッチと連動して行います。CG-3000用の純正CTU (Tuner Control Unit)をお使いの方は本商品に簡単に置き換えることが出来ます。iCOM RS-BA1によるリモート運用も問題なく行えます。

商品サイズ 横60mm x 高さ40mm x 奥行き85mm 突起物含まず

【機能】
1. トランシーバーの【TUNER】ボタンを押すことにより約10Wのキャリアを自動送信しCG-3000のチューニングを行います。
2. チューニングが完了すると本商品のチューニング完了ランプ〈緑色〉が点灯し約2秒後にチューニング動作を終了します。この2秒の間に外付けSWR計によりチューニング状態をご確認下さい。
3. CG-3000に対してトランシーバーの電源スイッチと連動して電源の供給が行います。
4. トランシーバーの設定で【PTTチューン】をONに設定しておけば、バンドを切り替えた後にPPTボタンを押すと自動でチューニングが始まります。このためチューニングを行わず、いきなり高出力送信してしまうような事故を防ぐことが出来ます。
5. CG-3000のリセットが必要なときは、本商品のリセットボタンを押すことにより、リセットを行うことが出来ます。リセットボタンを押した後はトランシーバーの【TUNER】ボタンを押して、手動チューニングを必ず行って下さい。チューニングを行わないで、高出力で送信するとトランシーバーはチューニングが完了しているものと、認識していますので、オートチューニングが働かずCG-3000に高い電力が掛かる場合がありますのでご注意下さい。

注意:本商品のAH-4端子接続用ケーブルの長さは約90cmです。CG-3000と本商品の間のケーブルは付属しておりません。CG-3000へ接続用コネクターには3線のケーブルが必要です。2線ケーブルでもお使いになれますが、チューニング完了の信号が取得出来無いため、チューニング完了後もチューニング動作を約12秒間継続します。この商品がトランシーバーに接続されている時、トランシーバーはオートアンテナチューナーが接続されているものと認識しているため、トランシーバーに内蔵のATU及びSWR計は機能しません、外付けのSWR計をご利用の上、同調の確認を行って下さい。
IC-7610等の複数の出力コネクターが付いているトランシーバーの場合は「ANT1」の出力コネクターにCG-3000を取り付ける必要があります。

インターフェース
① トランシーバー接続用端子: AH-4接続コネクター
② CG-3000用接続コネクター: 4ピン PLTメタルコネクター
   1: +12V   2: 未使用   3: GND   4: チューニング完了通知信号


本商品はCG-3000以外のオートアンテナチューナーにもお使いいただけますが、MFJの製品などの様にチューニング完了の信号を伝える機能が無いオートアンテナチューナーの場合は、チューニングが完了しても、トランシーバーはチューニング動作を停止出来ないため、トランシーバーは約12秒間チューニング動作を継続します。また、CG-3000はチューニングに要する時間が大変速いので、問題ありませんが、チューニング完了に12秒以上の時間必要なオートアンテナチューナーの場合ではチューニング完了前にトランシーバーがチューニング動作を終了してしまいますので、正しくチューニングが取れません。12秒以上のチューニング時間が必要な環境の場合は、事前に手動でチューニングを行い、CG-3000のメモリーにチューニング情報を学習させておくか、アンテナエレメントの長さが適切ではない可能性が有りますので、12秒以内にチューニングが完了出来るようにエレメント長の調整を行いチューニングが良好に完了出来るように調整しておくことが必要です。また、常にチューニングに12秒以上の時間が必要な環境では、本商品ではチューニングが完了出来ませんので、入札はご遠慮頂きますようお願い申し上げます。

この商品を導入することによりRS-BA1でのリモート運用用の際に、トランシーバーの電源OFF/ONを行うことによりCG-3000のリセットが行えます。