英 R&B/モッズ/ブルース・ロック/ソウル/ファンク[Ossie Layne Show/Maddox 2]The Greatest Show On Earth(Harvest)の前身/スペイン盤のみ
スペイン盤 Edigsa CM-241-LS ザ・グレイレスト・ショウ・オン・アース(グレイテスト・ショウオナース)がスペインで活動中に残した、ファンキーなソウル・ジャズ・ロック・アルバム。
形式上は、9曲中4曲のヴォーカル(サイド1のみ)であるオジー・レインというR&Bシンガーのバック・バンドとして、オジー・レイン・ショウを名乗っているようです。オジーは黒人じゃないのかな。
ソロモン・バークっぽいオジー・レインのヴォーカル・スタイルの曲より、完全にグレイテスト・ショウ・オン・アースになって、オルガンなど各楽器ソロも入る、ブルース・ロック/アート・ロック系の、コリン・ジェニングスがヴォーカル(フルートも)をとる方(サイド2)が、私は好きです。白人のブルース・ロックのヴォーカルには、とやかく言われる方々の多いことは承知ですが、演奏にも活気がみなぎります。
オジー・レイン以外の全員(8人)は、1年後(70年)には、英ハーヴェスト・レーベルより、オジー抜きの、ザ・グレイテスト・ショウ・オン・アースとしてデビューします。プログレ寄りで、少々おとなしくなったようなハーヴェストの2枚とくらべて、ライヴ盤であるこのアルバムの、サイド2が最高にカッコいいと思います。
二つ折りのスリック・ジャケは、少シワなど中古感ありますけれど、とても良好な保存状態です。
盤も、光に透かして微かなスレが確認できるだけで、とっても良好です。試聴済みです。
インナーは、スペイン盤特有のものと思われる透明ヴィニールのものが入っていたのですが、裂けていて使い物にならないので、別のものを使用しておりました。もともと入っていたそれも捨てずに保存しておりましたので、そのままお付けします。