Ron Stoner / ロン・ストナー ポスター
Ron Stoner/ ロン・ストナー ポスター | |
商品説明 | Ron Stoner/ ロン・ストナー モラスク エキシビジョンポスター フレーム色: ダークブラウン サイズ(約): 幅43×奥行2×高さ53cmフレーム付 ■ロン・ストナー■ 彼は天才だった。その一枚一枚の写真の中に、サーファー達の情感を見事に映し出している。サーフィンという枠組みを超えて、その構図の完成度や意外性には驚きを覚えずにはいられない。 現在も、彼に影響を受けたと言ってはばからない写真家は少なくない。ストナーはその全盛期にこつ然と姿を消した。作品の節々に感じられるある種のもの悲しさは、謎の失踪そしてベトナム戦争が忍び寄りつつある時代の空気を敏感に反映しているのかもしれない。 いずれにしても、彼らの作品を通して、'60年代のサーファー達が感じていた時代の空気を、我々も感じることができるのは、サーファーとして幸せなことだと思う。 彼が20歳で『SURFER』の表紙を飾ってからわずか3年後、同誌はそれまでストナーのアシスタントだったアート・ブルーワーを専属のスタッフとして迎える。やがて現在チーフ・カメラマンとして活躍しているジェフ・デバインとも契約することになった。デバインはストナーを尊敬するカメラマンの一人だった。しかし、デバインが 『SURFER』で仕事を始めることになった時、真っ先にやらなければならなかったのは、ロンの自宅まで行って、会社の機材をすべて彼から取り上げてくることだった。 ??神様、本当はこんなことはしたくない 結局、家の中に入って機材を取ってきたのは、一緒に行った別のスタッフだった。彼らが車で立ち去る時、ストナーは家の前でただ呆然と立ち尽くしていたという。 その後もストナーは写真を撮り続けていたが、『SURFER』の表紙を飾ったのは、当時18歳だったブルーワーの作品だった。 「『SURFER』から雇われた時はそれは嬉しかったよ。だって、当時18歳にしてはかなりの額の金を手にできたわけだからね。でも、『SURFER』が僕を雇ったことで、ロンはとてもがっかりしたんだ」 すでにLSDの常用によって、ストナーの神経は少しずつ蝕まれ始めていた。そして、決定打は恋人と別れたことだった。ストナーは完全に神経のコントロールを失い、彼の心はパラノイアという病気に犯された。ついにストナーは、シーバーソンの手で精神病院へと送られることになる。シーバーソンはワシューとのインタビューの中で、その無念さをこう訴えている。 「病院職員に引き渡す時、まるでロンを敵の手に渡してしまったような気持ちだった」精神病院に送られてからのストナーは、入退院を繰り返し、病院の外にいる時期は、ハワイとカリフォルニアを行ったり来たりしていた。調子のいい時には再びカメラを手にすることもあった。ストナーは狂いながらも、それでもシャッターを切り続けたのである。 ペズマンは言う。 「もともとロンは、少し変わったところのある男だった。でも、日常生活で屈折した部分を多く抱えていたからこそ、それだけロンの芸術性が高くなったともいえるんだ。そう、画家のゴッホと同じようにね。ひょっとしたら、彼の写真の中にロンが本当に求めていたものを見つけられるかもしれない」 一度死にかけたストナーの身体にもう一度息吹を吹き込んだのは、他ならぬ聖なる神、キリスト。ストナーは波打ち際の砂浜に、こう書いて写真に収めている。“Than- k you Jesus”(神様、あなたに感謝しています) 失踪してだいぶ経ってから、オハイオ州のバーでストナーを見かけたという人物が現れた。自分をロン・ストナーと名乗ったその男は、かつて写真を撮っていたことがあり、しばらくはコロラド州のアスペンで過ごしていたとも語ったそうだ。 この話を実際に聞いたペズマンは、ストナーは事故にでも遭って死んでしまったの ではないかと思っている。しかし、それでも今なお生存の望みは捨てきっていない。 「もし、まだどこかに生きているとしたら、ロン・ストナーという名前ではなく、まったく別の人間になっていると思うよ。例えすれ違っても、きっとロンと気づく者はいないだろうね。おそらくこの先も、ロンの消息を知ることはないだろう」 もし生きていれば、ストナーは今年ちょうど50歳。もう一度カリフォルニアの海でシャッターを切ることができるとしたら、彼はいったいどんな風景を切り取るのだろうか。 シーバーソンは、こう締めくくった。 「ロンは本当にサーフィンを愛していたよ。彼はまさにその中で生きていたんだ。 みんなロンのことが、とても好きだった」 |
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