名手Simon Phillips マルチ・パフォーマンス作 傑作1st「Protocol」 輸入盤中古。
御存知! 名手Simon Phillips マルチ・パフォーマンス作 傑作1st「Protocol」 輸入盤中古でございます。 盤共に非常に状態の良い中古でございますが、ジャケット等に使用感がございます。
内容は言わずもがな。 Simon Phillips(Ds、Key)のマルチ・パフォーマンス作でございます。
マルチ・パフォーマンス作とは申しますが、キーボードが弾けるならば全ての楽器が担当出来る訳でございますが..............................................
ジャズ/フュージョン・A.O.R.系の音楽性にプログレの要素を加えた落ち着いた作風となっており、最後に長編のドラムソロ(ドラム・クリニックでの収録の模様)が加えられております。
そもそもSimon Phillips自身は作曲も手掛けるドラマーでございます。
数々の名作でも作曲に携わっている事が良く知られておりますが、作曲の良さと演奏の巧みさのバランスに重点を置いた感のある作風となつております。
落ち着いた作風ではございますが、楽曲の質を演奏で数段上に持っていく手法は見事なもの。
イギリス出身ドラマー独特のハイハット演奏等の感覚、起伏や楽曲の表情の付け方等非常に興味深いものでございます(ワンスタイルと揶揄された嘗てのHM/HR系名手故Cozy Powellの全盛期もそうでございましたが..............................................)。
また従来の演奏のイメージからは珍しく感じられますが、非常にメロディアス重視の作曲でございます。楽曲によっては参加名作の某曲を彷彿とさせるものもあり、非常に興味深いものとなっております。
次作より参加ミュージシャンを迎えプログレ/ハード・フュージョン系を指向していきますが、そちらは他のミュージシャンの作曲・アレンジや個性を加える音楽性でございます。
ここでは単独作でございますので、原曲やデモ感が感じられる貴重なものとなっております。
ドラムソロでございますが、Simon Phillips自身作曲が出来る、それも良い曲が書ける事もあり、組み立て等非常に興味深いものでございます。
本業以外にキーボードが弾けるミュージシャン特有のプリセット気味の音質も興味深いものでございます....................................................................................
現在ではプロデューサー/(ミキシングを含めた)エンジニアとしても評価の高いSimon Phillipsでございます。ここではエンジニアは別に起用致しておりますが、音質の良さや空間の生かし方が非常に興味深いものでございます。
日本にも菅沼孝三さんという良い作曲が出来るハイテク系名手ドラマーがおられますが、演奏だけでなくプロデュースの有り方も楽曲の良さと演奏の巧みさのバランスに成り立つもの。
二人に共通するものと存じます。
現在では入手が非常に困難。この機会に是非。
注:発送方法は変更になる場合がございます。宜しくお願い致します。