1988年に発売された2チャンネル(ステレオ)とmonoの切替可能なパワーアンプ。
この頃からレーザーディスクにもドルビーサラウンドが搭載されるようになり、マルチチャンネル時代が到来したわけですが、メーカー側はそのニーズに合わせ、アナログ接続のステレオ、多チャンネルパワーアンプを競って発売しました。
本製品以外にも、YAMAHAとNECの同種のパワーアンプを出品していますので、是非ご参照ください。
現在のAVアンプは、ほぼすべてデジタルアンプを採用していますが、この時代ではデジタル回路はデコーダーやプリアンプのみで、パワー部は従来のトランジスタアンプ、実際にはプリメインアンプのプリ部を外しただけの製品が多かった気がします。
とはいえ、まだまだオーディオ全盛時ですから、高音質は当たり前で、今回チェックのために他メーカーのものと聴き比べてみると、やはりSONYはSONY、YAMAHAはYAMAHAの音色。まぁ、本来パワーアンプは極力フラットであるべきで、音の違いがあるべきではないのですが…。
本製品は上級機にトロイダルトランス搭載のN330、4チャンネルアンプのN220があり、それぞれ用途によって使い分けが可能でしたが、当機はステレオ仕様ですので、リアチャンネル用を想定していたのではないかと思います。また、当機とN330はモノラル出力も可能で、2台揃えて高出力のステレオ出力ができます。
しかも、入力が3系統(フォノは無し)でボリュームも付いておりますので、プリアンプを使わず、パワーアンプのみで使うというオーディオ好きには理想とされる使い方が可能です。
出品に当たりスピーカーを繋いで全出力をチェックしましたが、ガリも無く、故障箇所はありません。
参考URL;https://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/amp/ta-n110.html
※送料はヤマトの着払いのみになります。過剰梱包はしませんので、なるべく安く送れるよう努力します。
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