シャープ 真空管ラジオ 5P-151 外部入力あり 整備品,ハム音対策済み#
シャープ 真空管ラジオ
モデル名5P-151
ラジオの種類 トランスレス 5球スーパー
AM-- MW(中波)/SW(短波)2バンド
プラスチック製の真空管ラジオとしては大きい製品です
(一般的なトランスレス5球スーパーラジオより一回り大きいです)
ケースが大きいので比較的低音まで出ます
整備済み
受信MW(中波)/SW(短波)受信良好、ボリュームガリなし
ハム音対策、ハム音は少ないです
外部入力あり(前面左下),ボリュームで調整可
外部入力用トランスは絶縁200MΩ以上/1000V1分間の耐電圧テスト済み
■商品の構成
①ラジオ本体
②修理後の回路図
★整備後、動作を確認してから出品していますので
電源が入らない(何も受信できない)以外は
ノークレームにてご了解頂ける方、
商品の性質をご理解できる方のみ入札ください
●概要
・トーン調整あり(主にノイズ軽減用)
・シャシーは商用線(AC100V)とは直接接続されていません
バリコンは商用線と導通しています
・イヤホンジャックは商用線と導通しているため撤去しています
代わりに外部入力ジャックを設置
・受信MW(中波)/SW(短波)受信良好、
MWバンド/SWバンド共ワイヤーアンテナ必須、アンテナリード線を伸ばして使用します
コンディションが良ければ台湾、韓国などの放送が受信できます
・サイズ 幅 42.5x 高さ 22x 奥行 14cm程、ツマミ等突起物含まず
・ハム音は少ないです(※同調ハム音を除く)
・使用真空管 テスト済み、不良品を交換
12BE6- 12BA6- 12AV6 - 30A5/35C5 - 35W4
・前面左下のイヤホンジャックは撤去し
代わりに外部入力用3.5mmステレオジャックを取付
背面のPH端子は中継用端子として使用
絶縁とインピーダンスマッチング用トランスを介在させています
3.5mmステレオジャックは内部で直列抵抗挿入後LR結合、モノラル再生
・操作
左から;電源/トーン調整---音量---同調---BAND/外部入力
スマホなど充電中に接続すると音にノイズが入る場合があります
鉄筋住宅などでは電波が遮断されてうまく受信できない場合があります
■現品の状況
●外観 (詳細は画像を拡大して御確認ください)
左底面部のに欠損と割れがあったためプラパテでの補修と
内側からのパッチにて補強しています
それ以外は亀裂等はありませんが、細かい傷はあるものと思ってください
・ケース内外を清掃、ダイヤルパネルも外して清掃
・背面カバーはMDF板により自作(t2.5+t2.5補強)
・シャシー固定ネジを交換
・ダイヤル目盛り他墨入れ
●回路/内部(整備内容等)
・このラジオは電源フィルターが3段でハム音の少ない設計です
・グランドラインの見直し
・電源部の電解コンは新品に換装、他ペーパーコンなと交換
・電源ランプはLED化、ランプの点灯回路を整流管のヒータータップから分離(整流管の保護)
・スピーカーは新品12cmフルレンジに換装
・音質/音量ボリュームは内部を清掃、ガリなし
・電解コン、ACコン交換、ペーパーコンをフィルムコンに換装
・イヤホンジャックは配線を撤去,外部入力ジャックに換装
・バリコン支持ゴムは良好なためそのま
バリコン軸受部グリス塗布
・入線口のゴムブッシュ交換
・ACコード,アンテナ線端子接続3m程,FUSE,交換
・IFT調整,アンテナ同調調整
・LO-OSC周波数調整/確認,コールドスタート時のドリフト確認
※同調ハム音について(同調した時にハム音が大きくなる現象)
同調ハム音は選局、同調した放送局の電波と電灯線が干渉して起きる電波障害の一種です
ラジオ側に原因ではない場合が多い
緩和するためには
バーアンテナのラジオは電波が少し弱くなる方向に変えてみる
ワイヤーアンテナの場合アンテナを短くする等が対策です
超強電界の場合はアンテナ線とアース線(青と黒)を接続してください
(2025年 1月 6日 11時 59分 追加)
誤記訂正
誤---->・バリコン支持ゴムは良好なためそのま正---->・バリコン支持ゴムは代替え品に交換