阿部昭

（1934～1989）広島市生れの小説家、元テレビディレクター。父・海軍軍人の転勤に伴い、神奈川県藤沢市に育つ。

1959年、東大卒業後、ラジオ東京（現・TBS）に入社、ラジオ・テレビのディレクターとして活躍。

勤めの傍ら書いた『子供部屋』で、1962年文學界新人賞を受賞。1970年、短篇『司令の休暇』で

注目を集め、1971年、TBSを辞して専業作家となる。以下、芥川賞候補に6回なるも、受賞叶わず。

1989年、急性心不全により死去。54歳。

書名：阿部昭集（1991年：新潮社版）：全14巻：／第12巻 ◇ 評論・随筆三

編集：阿川弘之／辻邦生／坂上弘／栗坪良樹

発行所：岩波書店

発行日：1992年4月27日発行

所収：評論・随筆三 ◇

1977（昭和52）年（二）；スタンダールの読者／半睡半醒／不朽のジャンル／仕事場の住人三浦哲郎他／

1978（昭和53）年；笑いたい／時代おくれ／『自転車』のこと／短篇作者の仕事／短く書くこと他／

1979（昭和54）年；時計と心臓ユーモア小説に関するノート／猫の没落／飯島耕一『別れた友』他／

1980（昭和55）年；日記から十二篇／休息の必要／北園さんの装幀／外国文学と私他／

1981（昭和56）年；ルノワールの女／日本語のルナール／読書会にて／上林暁『半ドンの記憶』他／

1982（昭和57）年；人事、旅、風景／戸外のその人／トラーヴェミュンデの石／懐しい顔他／

〇初出紙誌・所収本一覧／解題（栗坪良樹）／

参考：帯なし。箱、小口・天・地、本文等に少汚れ・ヤケ・シミ等あり。四六判。P464。700ｇ。≪古本購入≫

レターパックプラス（追跡あり・手渡）600円。取置（1週間）・ゆうパック等で同梱可。

★終活のため処分しております。