大内義隆の周防蛭藻金 量目約21.6g 刻印「京鼓」「躑躅」
知人の身辺整理を手伝うことになりました。正確な入手価格を思い出せないものから順に処分する予定です。江戸期の小判金の起源とも言われる蛭藻金(ひるもきん)は、譲葉金(ゆずりはきん)とならんで全国各地の有力戦国大名によって鋳造されました。今回の品は最盛期には九州北部から山陰山陽にかけて6か国を支配した大内義隆が作ったと伝えられています。周防地方の旧家の方から譲り受けました。表には義隆の嗜好を反映した「京鼓(きょうつづみ)」、裏には「躑躅(つつじ)」が刻まれています。傷や汚れがあります。状態についての詳細情報は画像でご確認ください。撮影の際の光の量によって実物と違った色に写ることがあります(1枚目の画像が最も実物の色に近いように思います)。タイトルに記載した量目は写真撮影の際に先方(委託者)宅で測定した値です。計量器の誤差は0.2g以内と聞いています。とりあえず本物と信じて購入したそうですが、入手以来一度も鑑定に出したことがなく、トラブル防止のためあえてレプリカとして出品させていただきます。また、金品位を記載した保証書が見当たらないとのことですので、非金製品として出品させていただきます。開始価格は買い値の10分の1以下とさせていただきますので「レプリカ・非金製品」を前提に無理のない範囲でご入札ください。寛永通寳は商品に含まれません。高騰防止のため即決価格をご用意しました。自己紹介欄にオークション休業日を記載させていただいております。お手数とは存じますが、ご入札前にお読みいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。